【日綿實業・ニチメン】万国博みどり「アストロラマ」

1970年、大阪で開催された日本万国博覧会では、三和銀行を中心とする32社は「みどり会」を結成して、みどり館「アストロラマ」を出展した。このみどり会は、万博後、「株式会社みどり会」として再発足した。みどり会は、グループの結束と機能を強化する役割も担っていた。財閥系にくらべ、グループ力が弱い三和グループが、みどり会を核として新たな共同事業の可能性などを探っていくのが目的であった。