マテリアリティ
双日では、将来にわたり「2つの価値」を創造し続けるため、事業を通じて中長期的に取り組む6つのマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)を定め、グローバルな環境・社会課題の解決と企業活動との融合促進、及びその体制の構築に取り組んでいます。
企業理念
双日グループは
誠実な心で世界を結び、
新たな価値と豊かな
未来を
創造します。
マテリアリティの設定方法と、戦略への反映
マテリアリティの設定プロセス
双日グループは事業を通じ、事業基盤の拡充や持続的な成長などの「双日が得る価値」と、地域経済の発展や環境保全などの「社会が得る価値」といった『2つの価値』の創造を図っています。
双日と社会それぞれの視点を認識し、双方にとっての価値を最大化していくことが、企業理念にある「新たな価値と豊かな未来」の創造につながると考えています。
以下の「双日グループの価値創造モデル」は、企業活動を通じ、継続的に2つの価値を最大化していくための価値創造プロセスを表しています。
マテリアリティの戦略への反映
『長期ビジョン』
普遍的な課題から、さらに解像度を上げ、個別具体的な課題を特定したものが、2050年に向けた長期ビジョン「サステナビリティ チャレンジ」です。本ビジョンは「脱炭素社会実現への挑戦」と「サプライチェーンを含む人権尊重」の2本柱からなり、現在、当社が特に注力して取り組んでいるもので、「中期経営計画2023」における成長戦略を策定する上での下敷きにもなっています。
サステナビリティ重要課題
(マテリアリティ)
さらに個別具体的なテーマを特定
2050年長期ビジョン
サステナビリティ チャレンジ
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脱炭素社会実現への挑戦
双日が関わる多くのサプライチェーンで排出するCO2は脱炭素社会への移行のリスクであり、その削減は当社の責務です。一方、世の中のCO2削減への貢献を事業創出の機会と捉え、ビジネス構築を推進しています。
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サプライチェーンを含む人権尊重
人権問題は、サプライチェーンに関与する全てのステークホルダーが協力して解決してくべき課題です。多くのサプライチェーンに関与する双日として、継続的に配慮を行っていきます。
サステナビリティ経営の推進サイクル
双日は、こうした課題への対応のため、ステークホルダーとの対話を通じ、双日にとっての「リスク」と「機会」の把握に努め、「脱炭素社会実現に向けた考え方」や人権関連方針などの各種個別方針を策定、それらを中計2023にも反映し、具体的なアクションにつなげています。その上で、適切な開示を行い、さらにステークホルダーの皆様から新たなご意見をいただくといった「サステナビリティ経営の推進サイクル」を実践しています。