社長メッセージ

『事業や人材を創造し
続ける総合商社』に向け、
持続的な価値創造を実践
していきます。

2022年度を振り返ると、ロシアによるウクライナ侵攻、インフレの加速、米国をはじめとする各国中央銀行の政策金利の引き上げ、サプライチェーンの分断など、不確実性が一層増す一年となりました。そのような状況下においても多様な変化に伴うリスクを自らの変革の機会と捉え、新規投資の継続や既存ビジネスの収益構造の抜本的な変革に取り組んできた結果、当社発足以来の最高益を2期連続で更新いたしました。

一方、「中期経営計画2023」の定量目標として、資本市場からの評価を表すPBRについては1倍超とすることを掲げていますが、未達にとどまっています。引き続き価値創造に向けたDX戦略の推進を含む、競争優位性・成長性を追求する取り組みや、それらを支える人的資本への投資などを継続することで、稼ぐ力を実績でしっかりとお示ししていくことが重要だと考えています。

当社は2030年に目指す姿を『事業や人材を創造し続ける総合商社』と掲げています。変化する時代の中で自らを変革し続けていくために、社員には「総合商社」の既成概念を取り払い、自由な発想で、独創性を追求して欲しいと伝えています。今後も個人の成長を当社の成長へとつなげ、持続的な価値創造を実践する取り組みを続けてまいります。

2023年6月
代表取締役社長 CEO

藤本晶義

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