人材戦略

双日グループの人材戦略基本方針

自らの意思で挑戦・成長し続ける多様な個

「多様性を競争力に」をテーマに、人材の多様性を、変化の激しい市場環境に対応し、常にスピード感をもって事業創造できる組織の力へと変えることで、「事業や人材を創造し続ける総合商社」を目指しています。ジェンダー、現地人材、高い専門性を持つキャリア採用者など、多様な人材の獲得と活躍機会の提供を積極的かつ継続的に行いながら、それぞれの特性や能力を最大限に活かせる職場環境整備、マネジメント層の教育など様々な取り組みを実施しています。

多様な個の力を最大化するミドルマネジメントの強化

多様性と自律性を備える「個」の成長(Will/Can)を組織と会社の成長(Shall)、企業価値向上につなげるためには、経営層と現場社員の結節点・橋渡し役として戦略遂行とエンゲージメント向上を担うミドルマネジメント層の強化が不可欠と考えています。

環境変化を先読みした機動的な人材配置・抜擢

テクノロジーの発展や地政学リスクなどの著しい環境変化や多様な顧客ニーズに対応し続けるため、機動的かつ計画的な人材配置や育成・抜擢を行い、2030年の目指す姿の実現に向け事業創出力と事業経営力を高めていきます。

価値創造の実現に向けた人材KPI

当社では、人事施策の効果・浸透度を定量的に測定しながら人的資本経営を実行するため、2021年6月から「人材KPI」を設定しています。外部環境や人事施策の浸透状況に応じて柔軟な見直しができるよう動的KPIとし、具体的な施策を見直し、モニタリングする体制を整えています。人材KPIの進捗を人事施策の取り組みと併せて、半期ごとに経営会議及び取締役会へ報告しています。人材KPIの進捗は取締役及び執行役員の業績連動型株式報酬制度における報酬決定プロセスに評価指標として組み込んでおり、経営戦略実行への連動を高めています。

MESSAGE

  • 中期経営計画2026の達成を支える人材戦略
    双日らしい人的資本経営の実践

    当社の価値創造の中核かつ最も重要な資本は人材です。その「個」の力を最大限に引き出し、掛け合わせることで、中期的な会社の企業価値向上につなげていく人的資本経営を実践しています。
    当社は2030年の目指す姿「事業や人材を創造し続ける総合商社」を掲げ、中期経営計画2026では、当社グループの人材戦略の基本方針として、特に「事業創出力」と「事業経営力」の強化を目指しています。
    そのための土台として、引き続き様々な対話機会を仕掛け、個人やチーム・組織の「挑戦心」や「思考の柔軟性(若さ)」、「風通しの良さ」といった双日らしい風土・文化を深化させていきます。
    また、「事業創出力」「事業経営力」を強化するために、まずはデータ起点で現状とありたい姿を考察し、各本部と経営との対話を通じて、本部毎・全社の人材ポートフォリオの変化を注視していきます。
    各現場でデジタル技術の活用や実装を着実におこし、双日グループスローガンであるNew Way, New Valueの実践を続けてまいります。

    人事担当本部長
    河西 敏章

社員の活躍を支える土台

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