議長メッセージ
株主の皆様に代わって経営をチェックし、皆様との対話を通じて会社のことをしっかりとお伝えすることが独立社外取締役の役割です。
社外取締役に就任し1年が経ちましたが、双日は着実にガバナンス体制を整えてきていると改めて感じております。これはまさに、毎年実施している「取締役会実効性評価」の結果に真摯に向き合い、着実に改善を積み重ねてきた成果だと考えています。
また、当社は、2024年6月の株主総会の決議をもって、監査等委員会設置会社へと移行いたしました。これにより、取締役会は中長期的な経営戦略およびそれに影響を及ぼす重要な事項を中心に議論・決定し、これら以外の事項は業務執行取締役に委任して、迅速で機動的な経営判断を行っていくことになります。絶え間なく変化し続ける世界の各地で事業展開する当社にとっては、最適な機関設計だと考えています。今年は、移行初年度となりますので、取締役間でより一層コミュニケーションをとりつつ、実効性を向上する仕組みづくりに努めてまいります。
当社では日ごろから活発にIR活動を行っており、経営トップが国内外の株主や投資家の皆様と数多くの対話を行っています。我々社外取締役も、株主の皆様に代わって経営をチェックする役割に加え、株主や投資家の皆様との対話を通じて会社のことをしっかりとお伝えしていきます。