大阪に舶来商として岩井文助商店創業。1896年、岩井勝次郎が独立し、岩井商店を開業

神戸の洋糖商として鈴木岩治郎がカネ辰・鈴木商店を開業

紡績会社首脳や大阪商人らが日本綿花を設立

鈴木岩治郎が急死。夫人の鈴木よねが番頭の柳田富士松と金子直吉に経営を一任し、事業を継続

岩井勝次郎が、輸入の国産化構想を進め、最勝会と呼ばれる製造事業群（現在のトーア紡コーポレーション、日本製鉄、ダイセル、トクヤマ、関西ペイント、日本橋梁）を設立

鈴木商店が取扱高で日本一の総合商社に。神戸製鋼所、帝人をはじめ約80もの事業会社を設立。店主の鈴木よねは「お家さん」、金子直吉は「財界のナポレオン」、高畑誠一は、「皇帝を商人にしたような男」と呼ばれる。

日本の最大産業であった紡績業に原料である綿花をインド、中国、アメリカ、エジプトなど世界中から調達し、製品である綿糸・綿布を輸出。日本は世界最大の紡績国に成長。

鈴木商店破綻

元鈴木商店の高畑誠一・永井幸太郎らが「日商」を設立

岩井勝次郎死去。翌年、長岡禅塾（禅寺）が開塾

岩井商店は岩井産業に、日商は日商産業に、日本綿花は日綿實業に改称

岩井雄二郎社長、貿易庁顧問に就任

GHQの食糧・綿花輸送代行業務開始。食糧庁の米穀取扱指定商社となり米穀輸入業界一位に。

永井幸太郎社長、貿易庁長官に就任。1949年社名を日商産業から日商に改称

日綿實業は輸出入の5％を取扱い総合商社中第一位に

ブラジル・リオドセの鉄鉱石の輸入開始、1962年には15年間、5000万トンの対日大量売買契約締結

ボーイングの日本総代理権獲得、1975年 第一原子力産業グループ（FAPIG）発足、翌年日本初の商業原子力発電所の建設をFAPIG各社が受注

中国から総合商社初の友好商社に指定される。1963年、米・マックレガーと提携。1964年、日商、岩井と共にオリエント・リース（現・オリックス）設立

日商と岩井が合併し、「日商岩井」が誕生

ヤマザキナビスコ設立、ポーランド向けベアリングプラント輸出

ナイキの前身のBRS社とオニツカ靴を初取引

タイの肥料製造会社TCCCを設立

インドネシアLNG長期輸入契約調印

エアバスの日本総代理権獲得

ソ連ヤクート炭プロジェクト基本契約を締結（日商岩井と共に幹事商社に）

ブラジルにて石油化学事業に参画（現・ブラスケム）を設立

サウジアラビアのステートパレス（王宮）受注

米材、南洋材などの全樹種を合わせた輸入実績で第一位に

フランス・コジェマ（現・AREVA）原子燃料の対日総代理権獲得

中国・黒龍江省と農業開発事業締結

米国・ニューヨーク地下鉄車両325両成約

社名を日綿實業からニチメンに改称

ソ連原油、石油製品などの買い付けで日本商社中第一位に

日本企業初のベトナム・ハノイ駐在員事務所設立

メトンアメリカ（樹脂製造）社設立。中国にてベアリング製造事業会社設立

ベトナムで日本企業初の植林事業開始、翌年、同国において化成肥料生産合弁会社（JVF）設立

米国・バイアクスシス社（二軸延伸ナイロンフィルム製造・販売会社）設立

ニチメン・日商岩井ホールディングス設立

双日株式会社設立