一度退職の形をとる双日特有の帯同支援。
だからこそ自由なキャリア設計が可能に。

アメリカで専業主婦として、イギリスで大学院生として。

飯野: 夫のアメリカ駐在に同行するために配偶者の転勤時に活用できる退職者再雇用制度を利用しました。双日では配偶者の転勤に帯同する場合、一度退職する形をとりますが、再就職を希望すれば試験と面接を受けて復職することが可能です。周囲にはこの制度を利用している先輩が多くいたので、私も迷いなく利用しました。もともと夫との話し合いの中で「駐在が決まったらついていく」と決めていたので、退職に抵抗はなかったです。1年3カ月間初めての海外生活で、様々な経験ができ充実した時間を過ごすことができました。

森本: 私は、結婚するときには「どちらが駐在になっても同行する」と約束していました。しかし夫のロンドン駐在が現実になった時には人事の仕事が面白く、「辞めたくない」と思ってしまって...。でも、時差があるとコミュニケーションが取りにくく、家族が一緒にいることの重要性を実感しました。

そこで、「キャリアを断念するのではなく、復帰後のキャリアに活かせる勉強をする機会にしよう」と考え、大学院でヒューマンリソースマネジメントを学ぶことにしました。当時の上司にも相談し、大学院への推薦状を書いていただきました。

選択_DSC8859.jpg森本さん

飯野: 退職期間中には半年に1回程度、状況確認のメールが来ます。帰国時期や出産予定など、状況の変化を把握していただけるので安心でした。

一般的に、帯同制度では休職の形をとる企業が多いですが、双日では退職。だから海外で働き、キャリアの幅を広げることもできるんですよ。

帰国後に復職。育休後には早期復職支援制度を利用。

森本: 私は帰国後に復職し、その後、産休と育休を取りました。現在は早期復職支援制度を利用し、会社が契約する保育所に子どもを預けてフルタイムで復帰しています。またこの数年で運用が進んだテレワーク、フレックスタイム等の制度を組み合わせて働いており、親子共に負担のない形で仕事ができています。

飯野: 就活をしていた頃は、女性が長く働くことは実際には難しいだろうと思っていました。しかし双日は多様な働き方を当たり前に許容しています。だから私にとって双日は"会社"のイメージを変えてくれた場所ですね。

選択_DSC8860.jpg飯野さん

森本: 私は海外法人の人事業務に興味があるので、将来は子連れ駐在をすることが夢ですね。配偶者を帯同できない場合には子育て支援者を帯同できるという制度もあるので、家族のサポートを得ながら臨機応変に考えていきたいです。

入社した時には「10年くらいがむしゃらに働き、結婚・出産をしたら、女性はやはり辞めるんだろうな。」と考えていました。しかし実際にはさまざまな制度と周囲の方々のご理解のおかげで、結婚・帯同・出産を経てもなお会社の中にキャリアを続ける道がありました。だから私にとって、双日は完全に生活の一部です。

選択_DSC8954.jpg左から森本さん、飯野さん (所属組織、役職名等は本記事掲載当時のものです)

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