【日綿實業・ニチメン】インド・ゼラチン・ケミカル社

インドは日綿の海外事業にとって大きな商権を築いた国であった。1960年、ブーバ・ファミリーと合弁でインド最大のプラスチック用可塑剤製造会社「インド・ニッポン・ケミカル社」を設立したのをはじめ、1973年4月には綿花部門の取引先、ミラニ・ファミリーと合弁で「インド・ゼラチン・ケミカル社」を設立した。両社ともインドでは優良企業に数えられ、インドの産業振興に貢献するとともに、日綿の名を高めるのに役立った。
さらに1979年11月には、高級アルコール製造・販売会社「インドゥ・ニッサン・オキソ・ケミカル社」(INOCIL)を発足させた。1982年に完工し、2,000人を上回る来賓が参列して盛大に行われた。ムラケジー蔵相は「インド最大のアルコール製造プラントの完成は、日本の高い技術を誇る日産化学工業と伝統ある著名な商社日綿の協力によるものであり、この地の工業化が一人立ちして進んでいくステップとして高く評価される」と挨拶した。
さらに1979年11月には、高級アルコール製造・販売会社「インドゥ・ニッサン・オキソ・ケミカル社」(INOCIL)を発足させた。1982年に完工し、2,000人を上回る来賓が参列して盛大に行われた。ムラケジー蔵相は「インド最大のアルコール製造プラントの完成は、日本の高い技術を誇る日産化学工業と伝統ある著名な商社日綿の協力によるものであり、この地の工業化が一人立ちして進んでいくステップとして高く評価される」と挨拶した。