【日綿實業・ニチメン】東邦樹脂工業

合成樹脂原料の輸入販売を推進する一方、川下の合成樹脂製品部門の強化にものりだした。戦後の高度成長のなかでプラスチックの普及はめざましかったが、その中で最も生産量が多かったのはポリエチレンであった。1960年6月、プラスチック原料の売り込みで関係の深かった東邦レジン(株)との共同出資により「東邦樹脂工業株式会社」を設立した。
当初セロファンのラミネートで始まったが、その後、アルミ箔、クラフト紙のラミネートにも進出した。ラミネートは当時爆発的なブームを呼んでいたインスタントラーメンの袋や加工食品、インスタント食品、薬品などの包装資材として需要が急増していた。
設立当初は、東京都北区滝野川に工場があったが、1962年には埼玉県川口市に工場を新設移転し、生産を増強、さらに1979年、栃木県下都賀郡野木町に移転した。ポリエチレンラミネートの草分けとして、業界で独自の地位を築いた。
当初セロファンのラミネートで始まったが、その後、アルミ箔、クラフト紙のラミネートにも進出した。ラミネートは当時爆発的なブームを呼んでいたインスタントラーメンの袋や加工食品、インスタント食品、薬品などの包装資材として需要が急増していた。
設立当初は、東京都北区滝野川に工場があったが、1962年には埼玉県川口市に工場を新設移転し、生産を増強、さらに1979年、栃木県下都賀郡野木町に移転した。ポリエチレンラミネートの草分けとして、業界で独自の地位を築いた。