【日綿實業・ニチメン】ニチメン・ジュエリー扱いの貴金属

1973年、日本政府が黒字減らしの一環として、金の自由化を実施。ロンドンの5代金塊業者であるシャープス・ピクスレー社と提携。1982年、東京金取引所受諾資格を獲得する一方、田中貴金属、徳力本店などの地金商と並行して大口宝飾ユーザーとの取引を開始した。さらに、1984年からは銀行・証券が金定期を始めたのに伴い、三和銀行、野村證券などとの取引を開始した。先物についても、1987年、ディーリングルームを開設して参入した。川下作戦として1989年には、全額出資の「ニチメン・ジュエリー」を設立した。