日商岩井

世界最大級のアルミナ生産プロジェクト

豪州ワースレー・アルミナ・プロジェクト

西豪州パース市の南東約150キロに位置する世界最大級のワースレー・アルミナは、ボーキサイトの採掘と年産100万トン規模のアルミナ生産工場を建設するプロジェクトとして、昭和59(1984)年より操業を開始。日本勢として日商岩井、神戸製鋼所などが、ジョイント・ベンチャー設立当初の昭和55(1980)年から参画した。その後、本プロジェクトは現在の双日によって引き継がれ、平成26(2014)年現在のパートナーは資源大手のBHPB Billiton、伊藤忠商事である。

アルミナはアルミニウムの原料で、アルミニウムの使用用途は、建設・輸送機器(特に自動車)を中心に多岐にわたり、世界の工業化・近代化(自動車の軽量化等)により需要が牽引されてきた。原料であるアルミナの世界需要も、1980年当時の2,500万トン/年から、現在1億トン/年を超え、この間、ワースレーの生産規模も操業開始当時の100万トンから現在の460万トンまで拡大し、操業30周年を迎えた平成26(2014)年現在も、世界第4位の生産規模で、安定操業を続けている。

ワースレーは操業コストでも世界トップレベルで、港・ボーキサイト鉱区・安価な石炭鉱区に近い上に、アルミナの消費地である中国、中東、アフリカ南部への海上輸送のアクセスも良い。豪州は西アフリカ/ギニアに次ぎ世界2位のボーキサイト埋蔵量を誇り、生産量では世界1位である。ワースレーも、不純物が非常に低い良質なボーキサイトの広大な鉱区を保有しており、採掘年数は30年間操業した平成26(2014)年現在でも、50年以上残っている。プロジェクト自体の規模が大きく、スケールメリットが得られる等の利点もあり、更なるコスト削減に努め、世界の上位のコスト競争力を維持することを目指している。

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双日株式会社>ニュースリリース>双日、西オーストラリア・アルミナ精錬事業拡張を決定

ワースレー・アルミナ社全景
ワースレー・アルミナ社の夜景