異文化の中で掴んだ、事業を動かす手応え 工藤 双葉/新卒/自動車本部
2025年11月20日
2025年11月20日
入社一年目から、担当案件の財務諸表の確認、中期経営計画の作成など、会社の経営を数字から支える業務を任されました。
最初は自身の不甲斐なさに落胆したり、責任の重さに戸惑ったりもしましたが、
先輩や他部署の方々から協力を得ながら業務を進めることで、少しずつ自信を持てるようになりました。
特に印象に残っているのは、3か年の中期経営計画を策定した際のこと。
まだ経験も浅い中で、担当している会社の未来を数字で描くというプレッシャーは大きかったですが、周囲のサポートを受けながら乗り越えることができました。
この経験を通じて、「一人で完結する仕事はない」ということを実感し、チームで成果を出すという感覚が自分の仕事の軸になっています。
フィリピンでの業務では、成約件数を伸ばすための営業戦略を考えたり、
取引先との交渉に立ち会ったりなど自分の意見が組織の意思決定に影響を与える場面も多くありました。
例えば、営業戦略を考える際は、適切なKPIの設定や効果的な分析と可視化、実現性のある施策か否かなど、
必要な要素の取捨選択と、多角的に物事を判断する力が求められます。
こうした場面で、トレーニーとして謙虚な姿勢は常に持ちつつ、若手でも忖度ない意見を言うことで、
自分の考えが事業に反映される瞬間を何度も経験しました。
年次に関わらず、裁量を持って仕事に取り組める環境があるからこそ、挑戦の機会が生まれ、挑戦することの楽しさを覚え、いち早い成長につながっていく。
双日には、そうした若手の探求心を育み、挑戦を支える風土があります。
出向先で経営視点に触れる中で、「いつかは自分が事業を動かす立場になりたい」という思いが、目標として少しずつ形になってきました。
現地での意思決定の場面では、自分の提案が組織の動きに反映される瞬間があり、責任の重さと同時に、仕事の面白さを実感しています。
経営者というポジションは、事業の方向性を描き、会社を正しい方向に導き、仲間とともに価値を創っていく役割だと思っています。
現場での実務を通じて、そうした視座を持つことの大切さを学びながら、「自分ならどう判断するか」を意識するようになりました。
まだまだ学ぶことばかりですが、現場での経験を一つひとつ積み重ねながら、
いつかは経営の意思決定に携わる責任ある立場で、チームや事業を支えられる存在になりたい。
そんな未来を描きながら、今の仕事に向き合っています。
「海外で働きたい」という思いから商社を志望し、入社1年目から海外出張を経験し、2年目では海外赴任を経験。
現場での経験がそのまま成長につながる実感があり、挑戦を歓迎する風土の中で、日々の仕事に前向きに向き合えています。
双日には、年次や肩書きに関係なく、意見を求められる場面が多くあります。
自分の考えを持ち、周囲と協働しながら動いていくことで、事業の一部を担っているという手応えを感じられるのが、この会社の面白さです。
就職活動では、「何をしたいか」だけでなく、「どんな環境で自分の力が活きるか」を見つめることが、自分らしいキャリアの第一歩につながります。
前向きに挑戦する姿勢は、必ず強みとなり、可能性を広げてくれます。