双日株式会社

閉じる

双日、原子炉解体エンジニアリング事業を開始

世界トップクラスの遠隔操作技術を環境配慮型事業に運用

PDF版[54.0 KB]

2007年7月13日

双日株式会社は、世界トップクラスの遠隔制御コア技術を有するフランスのサイバネティックス社(本社:マルセイユ市、Cybernetix:CYBX社) に出資し、双日グループで原子燃料・原子力機器類の販売を行うイーエナジー株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表者:石黒修司)とともに原子炉解体用遠隔 操作装置の技術開発事業を始めます。双日はCYBX社の株式7.1%を取得するとともに日本で事業会社を設立し、新たに原子炉解体遠隔装置事業モデルを創 出することを検討致します。

img070713.jpg

(実例のひとつ)遠隔制御による小型ブルドーザー搭載アームシステム

1960年代から運転を開始している原子力発電所は、現在世界で約400基が稼動しています。原子炉の稼動期間は40年~60年程度ですが、現在そ の稼動を終える原子炉が世界中で出始めています。欧州や日本などで運転を終えた原子力発電所は一定期間をおいた後、安全を確保した上で順次解体を行う必要 があり、作業環境改善のため遠隔装置の開発が必要となっています。また、解体後に大型で発電効率のよい原子力発電所に置き換わることによってCO2の発生 を抑え、地球環境保全にとっても有用な事業となります。現在日本では55基の原子炉が稼動していますが、日本における原子炉の解体需要は2010年以降に 始まり、市場規模は今後30~40年で2兆9000億円と見られています。CYBX社は、フランスを中心に原子力研究所などの解体実績が1999年以降で 約10件あります。

双日は、フランスの原子力総合事業会社であるアレバNC社(本社:パリ市、AREVA NC)の対日総代理店であり、日本の電力会社向けに燃料を供給するなど長期にわたり原子燃料サイクル事業に携わっています。今回の新事業立ち上げを契機 に、今後もCYBX社が保有する原子力以外の技術であるオフショア海底油田回収率向上技術など石油・ガス関連事業や鉄道・医薬品高速検査システムなどの画 像処理技術など、多方面へ事業範囲を拡大することも検討して参ります。

以上

このページの先頭へ