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双日グループ、インドネシアのデルタマス・シティ(KOTA DELTAMAS※)の工業団地を拡張

~ 日系資本の総合都市インフラ開発として世界最大規模へ ~

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2017年3月16日
双日株式会社

双日株式会社(以下、双日)とインドネシアの大手財閥シナル・マス(Sinar Mas)傘下の不動産会社シナル・マス・ランド(Sinar Mas Land)などが出資する総合都市インフラ開発運営会社のプラデルタ・レスタリ(PT. Puradelta Lestari Tbk、以下、PDL)は、このたび、新たに約130ヘクタールの開発用地を取得しました。これにより、PDLが保有・運営する総合都市デルタマス・シティ(KOTA DELTAMAS、以下、デルタマス)内の工業団地グリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター(Greenland International Industrial Center、以下、GIIC)の拡張を進めます。

今回の開発用地取得により、デルタマスの総面積は日系資本の総合都市インフラ開発として世界最大規模の約3,200ヘクタールとなり、うち、GIICを含む工業団地エリアは日系資本によるインドネシア国内の工業団地として最大規模の約1,600ヘクタールを確保することで、更に日系企業をはじめとする製造業等の誘致に注力しながら、事業拡大を図ります。

デルタマスは、インドネシア・ジャカルタ市の東方約37kmに位置しています。工業団地エリアでは日系企業のお客さまに満足いただける水準のインフラやセキュリティーなどを完備し、現地進出に必要な許認可手続き、引越し支援、物流サポートなどを含む様々なサービスも提供しています。GIICには、既に自動車・バイク、生活資材、食品、日用品等に関連する企業が進出し、既に約200社(うち、日系企業81社)が入居しています。販売区画は約1ヘクタールから約100ヘクタール規模の区画までご提供可能であり、また、レンタル工場の賃貸など、お客さまの多様なニーズに応えることが可能です。

また、住宅・商業エリアでは既にブカシ県庁を誘致し、県の行政機能も移転済みで、バンドン工科大学大学院の誘致も決定しています。その他、短・長期出張者向けホテル、駐在員向けアパートメントや日本食レストラン、銀行等も整備され、イオンモールの近年中の開業も控えています。今後、医療施設、教育施設等の誘致により、利便性を向上させ、更なる住環境の整備、街の活性化を図るべく総合都市インフラ開発を進めています。

PDLは、2015年5月にインドネシア証券取引所への上場を果たし、今後、調達資金を活用してGIICを拡張することで、デルタマスの発展を通じて更なる企業価値向上を図ります。インドネシア経済の成長に伴い中間所得層が増加し、食品や消費財関連などの企業の進出も増加する中で、日系企業のインドネシアへの投資を支援し、同国の経済発展に貢献していきます。

※KOTA DELTAMASはデルタマス・シティの正式名称であり、「KOTA」はインドネシア語で「街」の意味を持つ。

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【デルタマス周辺地図】

以上

<ご参考>

プラデルタ・レスタリの概要

名称 PT. Puradelta Lestari Tbk
本社所在地 Kota Deltamas Jalan Tol Jakarta Cikampek KM37,
Cikarang Pusat, Bekasi, Indonesia
設立時期 1993年11月
出資構成 双日:25%、シナル・マス・ランド・グループ:55.68%、
一般株主19.32%
(インドネシア証券取引所 2015年5月 上場)
事業内容 住宅・商業・工業団地の総合都市インフラ開発、運営

デルタマスの概要

名称 デルタマス・シティ(KOTA DELTAMAS)
立地 インドネシア 西ジャワ州ブカシ県
内容 住宅・商業・工業団地の総合都市インフラ開発
開発規模 総開発面積約3,200ヘクタール

  -  住宅・商業エリア:約1,600ヘクタール
  -  工業団地エリア(GIIC):約1,600ヘクタール

基礎インフラ設備 電力、給水、排水、通信、ガス、レンタル工場
(1,100㎡から使用可)

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