双日グループの日商エレクトロニクス、介護業界向けクラウドサービスに参入

~ 送迎車両の運転映像をタイムリーに管理し、安全・エコ運転を促進 ~ = 人・社会をICTでつなぎ、豊かな社会づくりに貢献 =

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2011年6月9日
双日株式会社
日商エレクトロニクス株式会社

双日株式会社の子会社で、双日グループのICT中核会社である日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瓦谷晋一、以下、日商エレ)は、介護施設で保有する送迎車両の運転状況をクラウドで管理し、安全運転、エコ運転を促進するテレマティクス(車などの移動体に携帯電話などの通信システムを利用して情報提供する技術)クラウドサービス「安全送迎くん」の提供を6月より開始しました。日商エレの介護業界ビジネスへの参入は初めてとなります。

日商エレは、本サービスの代理店であり介護施設向けソリューション販売において約20年の実績を持つグラファージ株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:吉田篤司、以下、グラファージ)と協力し、「安全送迎くん」をベースとした送迎業務のしくみづくりの普及に努めます。日商エレのクラウドセンターを通じてサービスを提供し、初年度で10,000台の導入を目指します。まずは2011年6月~7月にグラファージ主催「通所サービス管理者向け安全送迎無料セミナー」に協賛し、全国各地に展開してまいります。

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【「安全送迎くん」サービス概念図】

本格的な高齢化社会を迎える日本では、日帰りで介護サービスを提供する「デイサービス」や、短期間の施設入所で介護サービスを提供する「ショートステイ」を展開する介護事業者が約30,000存在します。今後75歳以上の人口が増加し、それに伴い、介護施設利用者(要介護者)も増加することが予測されています。介護施設では、日々、保有する車両で要介護者の送迎業務を行っていますが、安全に要介護者を送迎するためのサポート機器・システムのニーズが高まっています。

「安全送迎くん」は、従来単独で搭載されていたGPS機能、ドライブレコーダー機能、デジタルタコグラフ機能をすべて組み合わせることで、急ブレーキや急発進などの運転状況、走行距離、燃費、CO2排出量、運転映像のデータを取得し、携帯通信網でタイムリーに送信してクラウドセンターにて集中管理するサービスです。ポータルサイトにアクセスするだけで、現在地情報や走行ルートなどの車両運行管理、車両ごとの運転日報や月報作成が容易に行えます。また、クラウド上に保管されている映像データを活用して安全運転教育を実施し、事故防止やドライバーの意識向上に役立てることができ、公共性の強い介護業界に求められる「安心」「信頼」を地域社会に向けて発信することが可能となります。初期投資の必要がなく、月額基本利用料は3,800円(税抜)~と低コストのため、手軽に導入することができます。

日商エレでは「安全送迎くん」の提供を手始めに介護業界向けクラウドサービス事業に注力していくとともに、テレマティクスクラウドサービスを輸送業界などの他業界にも展開していく計画です。今後も世界最先端技術を活用した業界特化型サービスのクラウド基盤を構築することで、通信業、製造業、流通業、金融業、SI、学術・公共機関など、幅広い業種を対象に、お客さまのニーズにもっとも適したソリューション/サービスをワンストップで提供していきます。

双日グループは、人と人、人とモノ、人と社会などを、技術というコミュニケーションで結ぶことで豊かな社会づくりに貢献していきます。

「安全送迎くん」サービス内容

<基本サービス>
・ GPS
・ ドライブレコーダー(映像・音声記録)
・ デジタルタコグラフ(運行記録計)
・ 通信機能(イベント発生検知、指定エリア進入・退出検知時など)
・ 運転日報・月報・年報作成
・ 安全・エコ運転評価
・ 全車両位置情報
<オプションサービス> 
・ 証明サービス(EPUB自動生成/タイムスタンプ)
・ アルコールチェック
・ コンサルテーション/アセスメント
・ データ保管

「安全送迎くん」価格(税抜)

・ 基本利用料(月額):1台あたり 3,800円~
※ご利用のサービス内容により価格は変動します。

「安全送迎くん」のクラウドサービス基盤

安全送迎くんは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.6上に開発したテレマティクスクラウドソフトウエアをマイクロソフト製品の仮想化技術により統合し、日商エレのクラウドセンターからSaaS提供します。

製品名称用途
Windows Server 2008 Enterprise Edition R2 SP1 Hyper-V 2.0によるRHEL 5.6の仮想化
Windows Server 2008 Datacenter Edition R2 SP1 Hyper-V 2.0によるWindows Serverの仮想化
Dynamic Data Center Toolkit v3 セルフサービスポータル画面の提供
System Center Configuration Manager 2007 R3 エンドユーザー月次利用状況レポート
Forefront Endpoint Protection 2010 Windows Serverのセキュリティ保護
System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 SP1 システムの一元管理。仮想マシンの作成・削除など

日本マイクロソフト株式会社様よりエンドースメントをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

日本マイクロソフト株式会社 
業務執行役員 コミュニケーションズ・セクター担当 横井伸好 様

この度の介護業界向けテレマティクスクラウドサービス「安全送迎くん」のご提供開始を心より歓迎いたします。
さまざまな実績と豊富な経験をお持ちの日商エレクトロニクス様の技術力と、世界中で基幹業務を支えている弊社の仮想化テクノロジー「Hyper-V」をはじめとするインフラ技術・製品との融合により、お客さまが安心してご利用いただけるサービスの提供ができることを喜ばしく思います。
今後も日商エレクトロニクス様との緊密な協力関係のもと、業界特化型クラウドサービスによる市場拡大のために、継続的な協業を行っていきます。

以上

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