双日株式会社

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双日、双日システムズを完全子会社化

~ ITサービス事業強化によりICT事業のバリューチェーン構築 ~

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2009年10月30日

双日株式会社は、ソフトウエア開発や情報処理サービス、通信ネットワークサービスなどを手がける双日システムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表者:小幡和徳)の株式を株式会社シーイーシーから取得し、完全子会社化します。本日、双日とシーイーシーは、双日システムズの株式875株(発行済株式総数の70%)を譲渡する株式譲渡契約を締結しました。株式譲渡日は11月4日を予定しています。

双日は、2005年3月に双日システムズの株式をシーイーシーに譲渡しました。双日システムズは、シーイーシーの協力を得ながら新規顧客開拓などに取り組み、受発注・販売管理システムなどの開発事業や、サーバーシステム構築、セキュリティー対策といったネットワークソリューション事業、システム保守といったITアウトソーシング事業などを展開し、事業の拡大と機能の強化を図って参りました。双日は今回の双日システムズの完全子会社化により、システム開発や保守などのITサービス事業の強化を図ることができます。

クラウドコンピューティングに代表されるように、企業はITシステムの「所有」から「利用」への動きを活発化しており、ITサービス事業は3年後に約6兆円の市場に拡大すると予想されています。双日は、データセンターを運営するさくらインターネット株式会社や、ITインフラ遠隔監視サービスを手がける米国のネットエンリッチ社への出資などを通じて、国内外での事業拡大を図っています。また本年、 日商エレクトロニクス株式会社に対して公開買付けを実施し連携を強化するなど、双日グループのICT事業強化に取り組んでいます。

双日は、総合商社としての幅広いネットワークを活用することにより、システム開発からIT機器販売・施工、システム保守・運用までを提供するICT事業のバリューチェーン構築を図っていきます。

双日システムズ株式会社 会社概要

設 立 1985年5月4日
代表者 小幡 和徳
従業員数 242名(2009年9月1日現在)
資本金 1億1159万円
売上高 60億5200万円(2008年12月期)
事業内容 ソフトウエア開発、情報処理サービス、通信ネットワークサービス、パッケージソフト・ハードウエア販売、国際事業

以上

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