双日株式会社

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双日、韓国の東國製鋼から厚板圧延設備を受注

高張力鋼板製造プロジェクト向け

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2007年8月6日

双日株式会社は、韓国第3位の鉄鋼メーカーである東國製鋼(本社:韓国ソウル市、Dongkuk Steel Mill Co. Ltd)から、造船用の高張力鋼板を製造する厚板圧延設備を受注いたしました。厚板製造設備は、同社が韓国の唐津に建設を予定している製鉄所向けに納入す る予定で、2009年11月末に稼働を開始し、年間約150万トンの厚板を生産します。

高張力鋼板は、溶接性に優れ、強度が高いのが特徴で、船体の軽量化を図ることができることから、造船などに使用されている付加価値の高い 鋼板です。造船業界では、環境対策などの各種規制から船底に高張力鋼板を使用する動きが広がっており、東國製鋼では、韓国国内の旺盛な鋼板需要だけでな く、中国などの周辺国の需要にも対応していく計画です。

厚板圧延設備の機械、自動化設備については、優れた厚板ミル製造技術を持つシーメンス・バイ・メタルズ・テクノロジーズ社(SVAI社、 本社:英国ドーセット、Siemens VAI Metals Technologies LTD)と、世界最大手の造船メーカーである現代重工業(本社:韓国ウルサン市、Hyundai Heavy Industries Co., Ltd.)との共同受注です。SVAI社は全体のエンジニアリングおよび主要設備の納入を行い、現代重工業は、韓国で調達する機械の納入を行います。

一方、機械を駆動するモーターや電気設備については、東芝三菱電機産業システム株式会社(本社:東京都港区、代表者:伍香秀明)との共同受注です。

東國製鋼は、浦項・仁川・釜山に製鉄所を持ち、主に建材や一般造船用の鋼板を製造しています。現在の年間生産量は、厚板約247万トン、 形鋼約116万トン、棒鋼約168万トンですが、昨今の造船需要の伸びに対応するために、同社で初めてとなる高張力鋼板の生産を開始します。唐津に建設す る製鉄所で生産する厚板のうち、50%以上は高張力鋼板を生産する予定です。

双日は、東國製鋼向けに、これまで総額230億円以上の製鉄設備を受注してきましたが、今後も双日の総合力を生かして、現場のニーズにあった設備の提案、プロジェクトのアレンジに取り組んでいきます。

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東國製鋼の新しい製鉄所(唐津)

以上

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