双日、いすゞ自動車、セベルスタリアフト社
ロシアにおけるトラック生産・販売の合弁会社設立
2007年7月30日
双日株式会社、いすゞ自動車株式会社、セベルスタリアフト社(OJSC Severstal-auto/SSA社)は、3社合弁によりロシアにおいてトラックの生産・販売を行う、セベルスタリアフトいすゞ株式会社 (Closed Joint Stock Company (ZAO) SEVERSTALAUTO-ISUZU)を設立することに合意いたしました。本件に関して、2007年7月30日、モスクワにおいて3社による新会社設 立の契約を締結しました。
いすゞ自動車は、2006年7月より、小型トラック(エルフ)をSSA社に対してSKD(セミノックダウン)出荷し、SSA社傘下のウリ ヤノフスキィ・アフトモビルニィ・ザヴォド社(OAO Ulyanovsky Avtomobilny Zavod)にて生産(SKD組み立て)・販売を行っており、その部品供給を双日が行っています。その後、販売台数は順調に推移しており、将来的にも販売 台数の大幅な増加が望めることから、事業体制の強化が急務として3社で検討し、この度の新会社設立となりました。
新会社の所在地は、ロシアのタタルスタン共和国エラブガ市で、代表者はヴァシリィ・ボイツォフ氏です。資本金は、3億5000万ルーブル (約16億円)で、出資比率は双日が5%、いすゞ自動車が29%、SSA社が66%となります。新会社の機能は、日本からのSKD車両の輸入、トラックの 組み立て、ロシア国内販社へのトラック販売です。今後、エラブガ工場にトラック組み立ての生産拠点を移し、2008年6月からのエラブガ工場の操業開始に 合わせて、新会社の本格的な営業を開始いたします。
新会社での生産・販売台数は、当面は年間5000台を計画していますが、ロシア国内でのトラック需要の増加に伴い、将来的には年間3万台を越える規模の生産・販売台数になるものと予測しております。
参考:新会社の概要
会社名 | セベルスタリアフトいすゞ株式会社Closed Joint Stock Company (ZAO) SEVERSTALAUTO-ISUZU |
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所在地 | ロシア連邦 タタルスタン共和国 エラブガ市 |
設立年月 | 2007年8月(予定) |
代表者 | ヴァシリィ・ボイツォフ(Vasily Boitsov) |
資本金 | 3億5000万ルーブル(約16億円) |
株主構成 | SSA 66% いすゞ 29% 双日 5% |
主な事業 | 商業車の輸入、生産(SKD組み立て)、および販売 |
以上