双日、宮崎県、山口県、岡山県の3県にて地方創生のための早生樹事業を開始 ~ 自治体や地域の皆さまとの共創・共生による農業振興を目指す ~
2022年5月26日
双日株式会社
2022年5月26日
双日株式会社
双日は、2022年5月、双日モリノミライ株式会社(※1)を通じて推進する早生樹事業の一環として、早生樹ハコヤナギ(※2)の植林を、宮崎県児湯郡川南町の耕作放棄地(0.2ha)、山口県宇部市の農地(0.1ha)、岡山県久米郡美咲町のゴルフ場跡地(0.3ha)にて開始しました。
5月11日には、宮崎県児湯郡川南町と、「農業振興を核とした地域創生に関する協定書」に調印しました。今回の連携によって、行政と民間企業が協働して事業に取り組み、アイデアや最新技術を取り入れることで、持続可能な農業と地域の活性化を図ることを目的としています。
【調印式:左から川南町 日髙 昭彦町長、湯浅 裕司 双日執行役員/生活産業・アグリビジネス本部長】
■川南町との協定の概要
川南町と双日が、相互の発展を目指して農業分野で連携・協力することを目的としています。その内容としては、「1.バイオマスエネルギーの活用」「2.新規高収益作物の推進」「3.スマート農業の推進」を柱とし、農業振興を通じた地域創生に繋がる取組みを、連携・協力して実施していきます。
■3県で植林を開始した背景
双日は、早生樹ハコヤナギの植林を将来的に1万ha規模に拡大したいと考えています。この実現のために、早生樹ハコヤナギの栽培適地である温暖な地域の自治体や地域の皆さまにお声掛けをし、植林候補地をご紹介・ご提供頂いて今回の3県での植林に至りました。これら3県を今後の植林・苗木生産活動の中心に据えつつ、他地域への拡大も検討しています。今月末には北海道の十勝にて試験植林を実施する予定です。
双日は、地方創生を目的とした農業ビジネス・カーボンニュートラルなバイオマスエネルギー事業を自治体や地域の皆さまと共に拡大し、持続可能な社会の実現への寄与を目指します。
※1 双日モリノミライ
2020年度の「発想×双日Hassojitz(ハッソウジツ)」プロジェクトにて発案された「早生樹事業」を実現するべく、株式会社本郷植林研究所と設立した会社
※2 ハコヤナギ
植林後5年間で1ヘクタール当たり約200立方メートル以上の成長量が期待される高成長量・短伐期の樹種
◆関連リリース:
2021年9月30日(双日、スギの成長量を大幅に上回る早生樹苗木の生産事業に参画)
双日は、2019年度から、発想の力でビジネスを実現していく「発想×双日 Hassojitz(ハッソウジツ)」プロジェクトを立ち上げ、社内公募を通じて集まった若手社員らが中心となり、2050年の未来に向けた新規事業創出に取り組んでいます。本件は、2020年度の「Hassojitz PJ」最終成果発表会において「知の探索賞」を受賞した「モリデザイン~森×Redesign~」チームの事業構想のうち、注目を集めた森林資源復興整備事業(早生樹事業)です。
【Hassojitz PJ 最終成果発表会】
【本件に関する問い合わせ】
双日株式会社 広報部 03-6871-3404
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