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【企業紹介】株式会社ジャプコン、岡山航空株式会社へ訪問取材しました!

2024年11月12日

2024年11月12日

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ジャプコン 

こんにちは!双日グループ採用サポート事務局です。

突然ですが、「ビジネスジェット」、「空飛ぶクルマ」と聞いてどのようなイメージを想像するでしょうか。

あまり縁のないもの、高級なもの、未来の乗り物……

なかなか遭遇する機会のないワードかと思いますが、実は双日グループには、その「ビジネスジェット」を取り扱い、「空飛ぶクルマ」を事業展開のひとつとしてプロジェクト化している企業があります。

 

今回は、その企業「株式会社ジャプコン(以下、ジャプコン)」「岡山航空株式会社(以下、岡山航空)」をご紹介します。

双日グループ採用サポート事務局の酒井と計良が上記2社を訪問取材してきましたので、その特徴と魅力をみなさんにお伝えします。


「岡山航空」、「ジャプコン」は、2022年7月に我々双日グループの一員となった、岡山市に本拠地を置く会社です。視界の開けた海辺に立地し、「晴れの国 岡山」を感じます。
主な事業内容は航空代理店・航空機運航受託・航空機整備…、単語を聞いてパッとイメージできる方は少ないのではないでしょうか。


航空代理店事業とは、飛行機の売買をしたい!という方に向けて、売買のお手伝いや導入のサポートをする仕事です。
「ジャプコン」は国内唯一のテキストロンアビエーション社(米国)のプロペラ機総販売代理店として、「岡山航空」とともに、国内での機体売買、資産運用を含めた機体導入のコンサルタント等、航空機運用の導入からアフターサービスまでを総合的にサポートしています。


とは言っても、人生において飛行機の購入を検討する機会がある人は、なかなかいませんよね。
飛行機を購入するほどの資産はないけれど、街を上から眺めてみたい!特別感のあるデートをしてみたい!そんな方には、チャーター機を用いたフライトをお勧めします。「ジャプコン」では航空機運航受託業務も担っており、成田、羽田、中部、岡山、岡南 5つの拠点で、保有している小型ジェット機2機、レシプロ機複数機を用いて運航しています。






私は、飛行機の運航受託=チャーター=大富豪や要人の移動手段 というイメージが強かったのですが、ロケット打ち上げ時の天候観測飛行やジュゴンの生息状況調査等を目的とした利用もあるそうです。個人では、プロポーズのためにチャーターされる方もいるのだとか!用途が想像以上に幅広く、驚きました。

さらに、航空機整備事業においては、国内唯一のセスナ/ビーチの認定整備工場として、法定整備(飛行機の車検なようなものです)、修理改造等を担っています。ときには、海外からの修理要請を受けることも…高い技術を有する証ですね!





格納庫・駐機場を見ると、実に多くの飛行機があります。

駐機場の飛行機は、チェーンで繋がれていたり、タイヤがストッパーで挟まれていたりします。理由を聞いてみると、飛行機が強風時に飛ばされてしまわないように固定するためとのこと。
もちろん、大型台風の際には、格納庫に避難させたり、状況に応じて他空港に避難させたりすることもあるそうです。人の命を預かる飛行機を、1機1機丁寧に取り扱い、安全のために様々な対策を講じていることが伺えました。





飛行機といっても、その形状は多岐にわたります。
私たちが普段利用する飛行機は、ボーイングやエアバスが代表される、いわゆる「大型ジェット旅客機」ですが、「岡山航空」、「ジャプコン」で取り扱いをしているのは、「ビジネスジェット」です。

ビジネスジェットは通常の旅客機とは異なり、コンパクトながら頑丈な作りで、地上との気圧差を縮小できるのが特徴。また、重要な荷物やペットを入れたケージを客室内に置けるので、愛犬家の方の利用もあるのだとか。車を横付けすることも可能なため、搭乗口まで長い距離を歩く必要もなく、移動時間の短縮・拡大、利用者の状況に合わせた出発地・時間の柔軟な設定、スムーズな搭乗手続き等のメリットがあり、時間を大切にする経営者やスポーツ選手等も利用しているそうですよ! 


また、「ビジネスジェット」は単発機と双発機という種類に分かれており、単発機とはエンジン(プロペラ)を1台つけた飛行機を指します。同じくエンジンを2台つけたのが双発…3台、4台…とエンジンの数が増えるに伴い、3発機、4発機…と呼びます。

単発機といえば、アニメ「風立ちぬ」に出てくる飛行機をイメージされると分かりやすいかもしれません。エンジンの数が多ければ多いほど、なんだか高機能そう!と思いますが、あまりエンジンの数が多いと機体が大きくなり取扱いが不便だそう。「超時空要塞マクロス」に出てくる戦闘機なんかも、エンジンがたくさんついていますが、操縦は難しそうですよね。

日本において一般的に利用されている飛行機の多くは双発機と呼ばれるタイプで、燃費が良く低コスト、騒音軽減効果があるため、日本のような、土地の狭い島国では人気だそう。用途や利用エリアによって、活かせる特徴が異なることが分かりました!

 
「岡山航空」は、国交省の指定航空従事者養成施設に認定されており、飛行の訓練エリアが近い岡山という立地を生かし、航空学園、法政大学、第一工科大学のパイロット志望学生向け訓練(200名以上実績)や、海上保安庁の訓練学生向け訓練を行っています。



この日は、学科・実技のテストがあり、多くの学生が研修施設で勉強に励んでいました。


 

エントランスホールではフライトスケジュールを確認しあう学生の姿も。
 
そして、学生さんが操縦練習をしている横の部屋で、弊社の酒井もフライトシミュレーターを体験させていただきました!

フライトシミュレーターは、時間帯・天候・位置等の細かい設定が可能なのですが(暴風雨や雪の日のフライト等も設定できるそう)、今回酒井は、比較的難易度の低い、夜間のロサンゼルス空港への着陸操作体験を行いました。

横で見ていると難しそうには見えなかったのですが、酒井はパニック状態に陥り、講師から多くの指導を受けていました。オーバーリアクションだなぁ…と苦笑して眺めていたのですが、「想像している100倍難しいからね!」とのこと。

自動車のハンドル操作と異なり、操縦桿を左右上下に動かす必要があるため難しいそうです。「車の運転とは全く別物だよ!進みたい方向に操縦桿を傾けると機体が傾くし、平衡を保った状態で真っすぐ飛行させられるパイロットってすごいな…!」という酒井の感想を聞いて、その道のりの大変さと、乗客の命を預かる仕事の重さを感じました。きっと岡山航空では、今日もパイロットを志す学生さんが訓練に励んでいることでしょう。


今後の事業展開の一つに、次世代空モビリティ関連事業「空飛ぶクルマ」のプロジェクトがあります。大阪・関西万博で話題の「空飛ぶクルマ」ですが、実は「岡山航空」、「ジャプコン」も別の未来の「空飛ぶクルマ」構想に携わっています。垂直離着陸が可能になることで、滑走路がない場所や船舶でしかアクセスできなかった離島への人やモノの運搬・高度な医療活動の拡充等に寄与し、多方面での活躍が見込めるようです。単なる夢のある話!ではなく、「遠くない未来の暮らしを、より豊かにする」取り組みにより、「岡山航空」、「ジャプコン」ともに社会貢献を目指しているのですね。


なかなか人生でプライベートジェットに乗る機会はないと思いますが、皆さんも素敵な夜景を見たくなった時、一世一代の人生のイベントの時…「ジャプコン」で飛行機をチャーターしてみませんか。


現在、「ジャプコン」では新卒採用を予定しております。
航空業界に関心がある方、語学を生かして世界で活躍したい方、飛行機が好きな方…ぜひ一度お話を聞いてみませんか?
少しでも気になった方は是非、マイナビ2026より「双日グループ」にエントリーしてくださいね!エントリーいただいた方には、随時イベント案内を送付させていただきます。


 

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