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双日、世界にも類を見ない高い技術力を持つスタートアップ企業 Idein社に出資 ~ エッジAIプラットフォーム事業への参画 ~

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2020年10月28日

双日株式会社

2020年10月28日

双日株式会社

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双日株式会社(以下「双日」)は、このたび、エッジAI(エッジコンピューティング)(*)のプラットフォーム事業者であるスタートアップ企業、Idein株式会社(以下「Idein社」(イデイン社))による第三者割当増資を引き受け、同社に出資しました。

双日は、Idein社と協力し、商社が持つ広範なビジネス領域におけるAI/IoT/Big Data関連サービスを提供し、現場の可視化を通じて、双日が強みを持つ事業領域における更なる効率化、高付加価値化を目指します。また、本件を通じてAIの社会実装を進めていくことで、利便性の高い社会の実現に貢献していきます。

【 (*)エッジAIとは?】
従来のクラウドコンピューティングの課題である「プライバシー保護」「データ量の増加」「超低遅延の需要」の解決を可能とする技術。遠隔地でのデータセンター(クラウド)における演算ではなく、現場に極めて近いデバイス(エッジデバイス)にAIの学習モデルを実装し、店舗内や施設内の顧客データの収集や機器や製品の異常判定などを実行することができる。

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【Idein社が開発したエッジAIプラットフォーム「Actcast」】

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「Actcast」は、独自の技術により演算機能を最大化することで廉価なデバイスによる高速コンピューティングを実現し、ユーザーの初期投資を劇的に抑制します。

ユーザーは、マーケットプレイス上で、ベンダーが開発提供するアプリケーションを自由に組み合わせて購入し、遠隔でインストール、変更・更新を容易にできます。「Actcast」は、エッジAIの社会実装を大きく加速させると期待されています。
 

(ご参考)

Idein社の概要

会社名 Idein株式会社
設立 2015年4月7日
所在地 東京都千代田区神田神保町1-105
代表者 中村晃一(英ARM社の選定するARM Innovatorに日本人で初選定されるなど、エッジAI領域の第一人者)
資本金 857百万円
事業内容 GPUの演算機能最大化・最速化を実現する世界にも類を見ない高い技術力である“コンパイラ技術”を活用し、エッジAIアプリの開発/売買が可能なプラットフォーム「Actcast」を開発、サービスを提供。
外部評価 GPU向けのコンパイラ技術を独自開発した技術力などが評価され、2019年ET(組込技術)&IoT Technology Award史上初のグランプリ受賞、経済産業省J-Startup企業選出、ARM(英半導体大手)認定AIパートナー(世界で46社のみ)など、外部機関からの評価も極めて高い。

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