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双日、トルコ共和国内最大規模の総合病院を開院

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2020年5月21日

双日株式会社

2020年5月21日

双日株式会社

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双日株式会社(以下「双日」)は、本日、トルコのヘルスケア事業会社であるRönesans Healthcare Investment社と共同で取り組む、イキテリ総合病院を開院し同日付けで開院式を行いました。開院にあたり、正式名称をバシャクシェヒール チャムアンドサクラ シティー病院(The Basaksehir Çam & Sakura City Hospital、所在:トルコ イスタンブール市)*¹と改名しました。

同病院は、4月20日よりトルコ国内で増加する新型コロナウイルス感染患者受入れのため部分的に開院していましたが、新型コロナウイルス感染患者の増加によりトルコ国内で問題となっている病床不足を解決するため、竣工予定日を4か月前倒しで正式開院する運びとなりました。双日は、100%子会社であるSojitz Hospital PPP Investment B.V.を通じて、官民連携制度により病院整備が進むトルコにおいて病院運営事業に本格参入することになります。
*1:当社 2017年7月21日付プレスリリース ご参照

トルコ政府は2003年に医療改革プログラムを策定、2008年に皆保険制度を導入した結果、医療給付範囲が拡大し平均寿命や乳幼児死亡率など多くの指標が改善されました。一方、患者数が急増し病床不足になったことからトルコ保健省により官民連携によるPPP*²に基づく公立病院の整備が計画されました。同病院はこれらの社会課題を解消するために一般病棟、循環器病棟、癌病棟、婦人病棟、小児科病棟、整形外科病棟、理学療法病棟、精神科病棟を含み、一連の計画の中でも最大規模の病院で病床数2,682床を有する病院となります。これは日本で最も多い病床数のある病院を大きく上回ります。
*2:Public Private Partnership(官民連携事業)

双日は、ヘルスケア分野を注力事業と位置付け、同病院への運営を通じ医療サービスの向上を図りトルコ国民の健康維持向上に貢献して参ります。加えて、同病院事業で得られる知見をもとに、ヘルスケア分野での新規取組を拡大して参ります。

以上


 

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【開院直前のイキテリ総合病院】


(ご参考)

イキテリ総合病院プロジェクト概要

プロジェクト名 イキテリ総合病院プロジェクト
正式病院名 バシャクシェヒール チャムアンドサクラ シティー病院
サイト トルコ共和国イスタンブール市イキテリ
プロジェクト内容 イキテリ総合病院の設計・建設・ファイナンス・運営
事業者 Istanbul PPP Sağlık Yatırım A.Ş.(トルコ)
事業者の株主構成
(出資比率)
Sojitz Hospital PPP Investment B.V.(オランダ)(30.0%)
Rönesans Sağlık Yatırım A.S.(トルコ) (69.98%)
Rönesans Holding(トルコ)(0.02%)
融資先(順不同) 株式会社国際協力銀行(JBIC)、株式会社三井住友銀行、日本生命保険相互会社、株式会社三菱東京UFJ銀行、スタンダードチャータード銀行、第一生命保険株式会社、株式会社伊予銀行(市中銀行・保険会社融資はNEXI海外事業資金貸付保険又はJBIC非常保証を付保)。
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