双日株式会社

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双日、北米における鉄道車両の総合メンテナンス事業において、JOINと共同で事業会社株式を100%取得

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2020年4月10日
双日株式会社

双日株式会社(以下「双日」)と双日米国会社(以下「双日米国))は、2015年に北米で鉄道車両(貨車・客車・機関車)の総合メンテナンス事業*1を運営するキャドレイルウェイ社(Cad Railway Industries Ltd、本社:カナダ、以下「CadRI」)の約41%の株式を取得*2、このたび、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(以下「JOIN」)と共に、CadRI株式を100%取得する運びとなりました。北米における鉄道車両の総合メンテナンス事業を日本企業だけで運営することは初めてとなります。
*1:保守、修理、修繕・改造(Maintenance, Repair, Overhaul)を提供するMRO事業。
*2:当社2015年12月4日付プレスリリースご参照。

CadRIは、当社参画後の2017年、カナダ西部カルガリー在のカルトラックス社(Caltrax Inc.)を買収しカナダ東西に事業範囲を拡大、カナダ独立系MRO事業者トップの地位を確立しました。2019年には米国交通当局(テキサス州)より、通勤車両のオーバーホールを受注し、米国市場への進出を進める等、事業範囲の拡大を通して、成長を続けています。

当社は、約半世紀に亘り、北米鉄道市場において数多くの鉄道車両及び車両機器販売の実績を有しておりますが、これまでの知見とネットワークを活用しつつ、今後は、よりサービスを軸とした北米鉄道市場での事業展開を進める方針です。

当社グループにおいて、JOINとの3案件目*3となる本共同事業は、各種インフラの海外展開支援において実績を有し日本のインフラの海外展開を支援するJOINと共に、カナダをはじめ世界最大の鉄道市場である米国での事業拡大に積極的に取り組み、北米鉄道車両の総合メンテナンス分野におけるリーディングカンパニーを目指すものです。
*3:当社2018年12月18日付(ロシア・ハバロフスク国際空港ターミナル整備・運営事業への参画)、2019年4月15日付(パラオ国際空港の運営開始)プレスリリースご参照。

双日グループは、世界の輸送インフラとなる鉄道や空港の保守・運営事業に、引き続き注力し、地域経済・社会の持続的な発展に貢献することを目指してまいります。

以上

(ご参考)

【出資スキーム図】

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CadRIの概要

会社名 Cad Railway Industries Limited
設立 1968年
本社 カナダ ケベック州 モントリオール市
主な事業内容 北米(カナダ及び米国)の大手貨物鉄道事業者、機関車・貨車リース会社、北米の都市交通当局などを顧客として、鉄道車両の修理、改造、改装まで様々なMROサービスを提供。
備考(鉄道事業における外部環境) 鉄道は輸送単位あたりの二酸化炭素排出量が自動車の約11分の1と地球環境にやさしく、大量一括輸送による効率性の高さから、世界各国で鉄道インフラ市場の拡大が続いています。特に北米は、世界最大の運行路線長および鉄道輸送量を誇り、今後も貨物・旅客の鉄道輸送市場の拡大が見込まれています。それに伴い、車両数の増加や安全性向上に加え、車両の適切な延命を図る需要の高まり受け、鉄道輸送を支える車両メンテナンス事業の継続的な成長が予測されています。

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