双日株式会社

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2017年 社長年頭挨拶

2017年1月4日
双日株式会社

当社ステークホルダーの皆さま、明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
さて、今朝、双日株式会社本社にて行われました、当社社長 佐藤洋二による双日グループ役職員向け「2017年 年頭挨拶(要旨)」を下記の通りご報告します。

新年明けましておめでとうございます。
双日グループ役職員の皆さんにとってはどのような新年だったでしょうか。それぞれ気持ちも新たに2017年のスタートを切られたのではと思います。

昨年を振り返ってみますと、日本にあっては
・熊本地震での甚大な被害
・オリンピックでの金メダルラッシュ、そしてリオから東京へのオリンピックの継承
・はじめてのマイナス金利導入
それぞれが、これからの日本にとっての課題となる大きな出来事だったと思います。
世界に目を向けますと
・英国のEU離脱
・米国の大統領選挙
・相次ぐテロなど混迷する中東情勢 等々
まさに激動の一年でした。
トランプ次期大統領の誕生は、その経済政策を市場が好感し、米国の経済成長への期待感が高まっているように見えます。
一方で、政策の柱として掲げている米国第一主義は、TPPからの脱退に加え、日本を含む各国が享受してきた従来の国際秩序の弱体化に繋がりかねないリスクが内在しているように思えます。
欧州でも今年、重要な選挙が続きます。
排他主義の台頭は、世界的に保護主義が拡がる可能性を想像させます。

このような世界各国、特に先進国に於いて顕著に見られる出来事の背景には、グローバル化が抱える様々な痛みがあり、それが色々な形で顕在化しているように思えます。我々を取り巻く環境を見る時、従来の既成概念にとらわれず、世界の動きを注視していくことが重要です。

さて、私は双日発足以来、全ての経営計画の中に「人材の育成」を必ず経営課題の一つに掲げてきました。

皆さんは「商社は人なり」という言葉をよく耳にすると思いますが、私にとっての「商社は人なり」とは、個々の持てる潜在能力・蓄積された経験・豊かな発想といったintangibleなassetを、環境の変化に応じてtangibleなassetに作り上げる力こそ、商社の活動と将来を支える最も重要なものに他ならない、つまり、これこそ「商社は人なり」の所以ではないかと思います。
これは個人に限らず、組織に於いても同様です。

2017年度は中期経営計画の最終年度となります。
なかんずく当社に問われる収益向上に向けての証として、当社の全員が創り、積み上げていく資産構築こそ、その答になると信じています。
繰り返しになりますが、会社全員で作る資産です。 例えて言うなれば、多くの先輩諸氏が残してくれたもの、引き継がれていく資産もその一部です。
トレードから生まれる流動資産、投資を通じての長期資産を、営業・職能、皆が持てるもので作り上げた結果が形になって表れるときに、「商社は人なり」が見える形で表現されると考えています。
皆さんには、その個人として、組織としての持てる力を是非とも活用し、結果を出していただきたい。
そして、従来からお願いしている時間軸・スピードを大切にすることを決して忘れないようにしてください。

中期経営計画の最終年度を、皆さんと一緒に、まさに計画達成を成就する年にしたいと思います。
同時に、職場を取り巻く環境についても大きく目を向けていくことが求められる時代です。経営計画達成の先にある、双日グループが標榜していく会社像として、稼ぐ力の向上のみならず、働き甲斐という観点から、具体的なプランを皆で考えていく年にしたいと思います。
次期中期経営計画の中で、もう一度、将来あるべき双日グループへの道筋をつける、そんな2017年に出来たらと考えています。

最後になりましたが、全ての役職員の皆さんのこの一年間の健康と活躍を祈念しまして、新年の挨拶といたします。

以上

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