双日株式会社

閉じる

双日、カタール国沖合東南第一鉱区A構造南部で油田開発に成功

PDF版[178.2 KB]

2011年5月19日

双日株式会社は、コスモ石油株式会社と共同で出資するカタール石油開発株式会社(本社:東京都品川区、社長:岡部敬一郎、双日25%・コスモ石油75%出資)が保有するカタール国沖合東南第一鉱区権益において、今般、同鉱区にあるA構造南部油田の開発に成功し、同油田から原油の生産を開始しましたのでお知らせします。

今回開発に成功・生産を開始しましたA構造南部油田は、2007年にカタール国から開発計画の承認を受け、既存油田の操業と並行して開発を進めてきましたが、2011年4月27日に生産を開始しました。今後、当面は日量約3000バレルの生産を予定しており、3油田合計で日量約9000バレルの生産を見込んでいます。

カタール石油開発株式会社は、カタール国沖合東南第一鉱区のアル・カルカラ油田、および、A構造北部油田にて探鉱、初期開発を実施し、2006年3月に生産を開始しました。その後、増産のための追加開発を行いながら操業を継続し、累計生産量は1100万バレル(2011年3月末現在)に達しています。双日は、2010年7月に、カタール石油開発株式会社への出資比率を14.17%から25%に引き上げています。

双日は、カタールにおいて本石油鉱区の他、エルエヌジージャパン株式会社(双日50%・住友商事50%)が進めるラスラファンLNGプロジェクトにおいて、LNGの生産も順調に続けています。

双日は、中期経営計画Shine 2011において石油・ガスの上流分野における保有資産価値の最大化を進めています。特に、米国テキサス州ではシェールガス・タイトサンドガス権益であるカセージガス田において非在来型ガスの開発・生産を自社のオペレーションで行い、自社の機能の向上を図りつつ資産の価値の最大化を図っています。双日は、今後も、当社の独自機能を生かした資源権益の開発・生産を進めていきます。

以上

110519_01j.jpg

カタール石油開発株式会社概要

本社所在地 東京都品川区東品川2-2-24
設立 1997年9月5日
株主 コスモ石油株式会社
双日株式会社
資本金 31億4800万円
売上高 123億円(2010年度)
代表 代表取締役社長 岡部敬一郎
事業内容 原油開発・生産・販売
決算期 12月
従業員数 108名(2010年12月末時点)
事業所 カタール国ドーハ

110519_02j.jpg
【カタール国沖合東南第一鉱区周辺図】

このページの先頭へ