双日、ロシア材合板用単板(ベニヤ)製品を日本市場に安定供給

~橋本電機工業と共同で、ロシア極東最大の木材加工工場ライン設備を受注。セイホクの技術支援により、ベニヤ製品を日本市場に供給開始~

PDF版[246.1 KB]

2010年12月9日

双日株式会社は、ロシア極東の木材グループであるRFPG(ロシアン・フォレストプロダクツ・グループ、本社:ハバロフスク州ハバロフスク市、代表者:ザレ・アルチュニャン)が計画しているロシア極東最大の木材加工工場(ハバロフスク州アムールスク市)で製造される年間30万m3(約100億円規模)のロシア材合板用単板(ベニヤ)製品を、2012年より安定的に日本市場に供給します。

双日は、RFPG社のベニヤ製造ライン設備を、木材加工機械製作の大手である橋本電機工業(本社:愛知県高浜市、代表者:橋本恭典)と共同で受注しました(受注金額約50億円)。また、日本最大の合板製造企業であるセイホク株式会社(本社:東京都文京区、代表者:井上篤博)の技術支援を受けて、同加工工場にて製造されるロシア材ベニヤ製品を、日本市場に販売します。ハバロフスク州は、合板用として使用されるロシア産カラ松材の宝庫であり、同州でのべニア製造販売は初めてです。

101209_01.jpg
【ロシア産カラ松】

現在、ロシア政府は、林産資源の高度加工化により、資源価値を高め、雇用の促進、地域経済の発展を目指しています。ロシアは、世界の森林資源の25%を保有する林産資源国で、双日は、年間30万m3のロシア原材を日本および海外に向けて販売しています。ロシア産カラ松は、合板や製材等で貴重な原料であり、特に日本の構造用合板においては、高い強度と平滑性への評価が依然高く、引き続き安定需要が見込まれています。双日は、ロシア極東経済への貢献とアジア市場のニーズに応えるために、ロシア極東でのベニヤ製品の加工事業に参画しました。

今回、ロシア極東の20%に相当する森林(約640万ヘクタール)を保有するRFPG社とベニヤ製品販売において提携することで、双日は年間50万m3のロシア産カラ松丸太を投入、加工することにより、年間30万m3のべニア製品を、日本市場に安定的に供給することが可能になります。ロシア政府は、木材の加工化を積極的に推進しているため、双日は今回のベニヤ製造に加えて、今後、同工場における製材の加工、MDF(中質繊維板)、及びパルプ事業への参画も検討しています。

双日は、木材取引のトッププレーヤーであり、現在、ロシア材をはじめ、南洋、北米、ニュージーランド材等の原木を、年間150万m3(日本向け80万m3/海外70万m3)取り扱っています。今後は、日本市場に加えて、成長市場である中国やASEAN諸国を中心とした事業拡大を図り、積極的な林産資源の確保を図ってまいります。

RFPG木材加工工場の概要

場所 ロシア連邦ハバロフスク州アムールスク市
敷地 97ヘクタール
周辺図 101209_02j.jpg

橋本電機工業の概要

会社名 橋本電機工業株式会社
所在地 愛知県高浜市新田町5丁目1番地17
代表者 橋本恭典
事業内容 各種産業の機械設計製作

セイホクの概要

会社名 セイホク株式会社
所在地 東京都文京区本郷1丁目25番5号
代表者 井上篤博
事業内容 合板・LVL(単板積層材)・PB(削片板)・MDF(中質繊維板)の製造販売

 以上

サイト内検索