双日株式会社

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双日グループ、韓国の製鉄プラントメーカーと代理店契約を締結

~環境対策設備を製鉄プラント向けに拡販~

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2009年6月18日

双日株式会社と100%子会社である双日マシナリー株式会社(本社:東京都中央区、代表者:中島 和彦)は、日鉄ハード株式会社(本社:東京都江東区、代表者:日高 保雄)の協力により、韓国のプラントメーカーであるKIC, Limited(本社:ソウル市、代表者:李 相辰)が製作する製鉄関連プラントの日本における販売代理店契約を締結しました。

KICは、韓国で製鉄用ロール等を中心とした表面改質事業(※1)や断熱工事事業、化学プラント用加熱炉事業を展開し、減速機メーカーや自動車用ゴム部品メーカー等を傘下に持つコングロマリットです。KICは、2008年5月に韓国の造船、製鉄プラントメーカーである新韓機械の製鉄プラント部門を吸収合併したことから、日本での製鉄関連プラント・機器の拡販を検討していました。表面改質事業でKICと20数年間にわたる提携関係や資本関係のある日鉄ハードの協力により、今回、KICの日本における代理店契約の締結が実現しました。

日本の一貫製鉄会社が保有するコークス炉(※2)の多くは、稼動から約40年経過し、更新時期を迎えています。今後は、高機能で高品質、かつ環境に優しい製鉄プラント設備が求められています。特に、KICが製作するコークス炉移動機械(石炭を装入する装炭車や石炭を蒸し焼き(乾溜)にして出来るコークスを炭化室から押出す押出機など)は、稼動中に粉塵が出ないなど、環境に配慮した設計が特徴であるため、双日および双日マシナリーは、環境対策の製鉄プラントを積極的に拡販協力する予定です。

KICは、ドイツのコークス炉移動機械製造の大手であるシャルケ社の日本、台湾、ベトナムでの製造・販売権を有していることから、同市場でのさらなる拡販も計画しています。なお、日本市場では、シャルケ社の日本代理店である株式会社高耀(本社:福岡県北九州市、代表者:中村 和雄)とも販売協力する予定です。

今後、双日グループは、日鉄ハード、高耀と協力して市場開拓を進め、環境対策設備として各製鉄所向けに積極的に営業展開する予定です。

※1表面改質…金属の表面に様々なコーティング層をガスや電気で溶射し、加工することで、耐食・耐磨耗・遠赤外線効果などを付加する先進的な技術。
※2 コークス炉…石炭を乾留(蒸し焼き)した燃料であるコークスを生成する施設。コークスは高炉の燃料に利用される。

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【コークス炉の移動機械】

KIC, Limited会社概要

代表者 李 相辰
所在地 ソウル市
設立 1971年
事業内容 プラント事業(製鉄設備、環境機器)、メンテナンス事業(表面改質)

以上

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