双日株式会社

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双日、ブラジル石油化学最大手ブラスケム社とバイオETBEの長期売買契約を締結

バイオエタノール事業と合わせバイオ燃料チェーンを構築

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2008年12月24日

双日株式会社は、南米最大の石油化学会社であるブラジルのブラスケム社(Braskem S.A.、本社:サンパウロ)と、バイオETBEの長期売買契約を締結しました。
 
バイオETBEとは、Ethyl Tertiary-Butyl Etherの略称で、エタノール(43%)とイソブチレン(57%)を化合してできる素材です。穀物などの食糧需給への影響が少なくCO2削減効果の大き いバイオマス燃料として期待されるガソリンの代替燃料です。

日本では、2005年4月28日に閣議決定された「京都議定書目標達成計画」にて、「輸送用燃料におけるバイオマス由来燃料の利用」に取 り組むことが決定しており、石油業界では年間84万キロリットルのバイオETBEを2010年から本格的に導入する計画です。欧州でも政策的にバイオ ETBEの導入を進めており、既に年間約400万キロリットルが流通しています。双日は、2009年よりバイオETBEの取り扱いを開始し、2010年に は日本向け・欧州向けを合わせ、年間約15万キロリットルの取り扱いを目指し、順次拡大を図ります。

バイオETBEに使用する原料のエタノールは、ブラスケム社の親会社であるブラジルの大手コングロマリットのオーデブレヒト社 (Odebrecht S.A.)と双日が共同出資するバイオエタノール・砂糖製造会社エーテーアガー・ビオエネルジア社(ETH Bioenergia S.A)からも今後ブラスケム社に供給される見通しで、バイオエタノールの原料となるサトウキビ栽培から、エタノール生産事業、バイオETBE生産事業と その輸出販売までを手がけることで、競争力のあるバイオ燃料サプライチェーンを構築します。

双日は、環境に配慮した新しい資源エネルギーの開発・利用が急務であるなか、バイオ燃料、排出権取引、化石燃料の効率的な利用などの環境関連ビジネスを積極的に推進し社会に貢献してまいります。

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参考資料

ブラスケム社

企業名 Braskem S.A.
本社 ブラジル サンパウロ
資本金 53億7600万レアル(約22億5800万ドル)
概要 南米最大の石油化学会社。
双日はブラスケム社と、塩化ビニール樹脂の中間原料であるEDC(二塩化エチレン)の取引をはじめ35年以上の取引実績があり、同社の最大外国人株主です。

オーデブレヒト社グループ

企業名 Odebrecht S.A.
本社 ブラジル バイア州
概要 ブラジルの最大手コングロマリット。
傘下に、南米最大の総合建設会社コンストルトーラ・ノルベルト・オーデブレヒト(Construtora Norberto Odebrecht)、ブラスケムなどがあります。

エーテーアガー・ビオエネルジア社

企業名 ETH Bioenergia S.A.
本社 ブラジル サンパウロ
比率 双日が33.33%、オーデブレヒト社が66.67%を出資。
概要 現在2つの工場が稼動中。サトウキビ圧搾能力370万トン/年、エタノール生産量約20万キロリットル/年、粗糖13万トン/年を生産。2015年にはサトウキビ圧搾量3800万トン/年、エタノール生産量270万キロリットル 、粗糖生産量97万トンを目指しています。

以上

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