双日、カタール国沖合東南第一鉱区にて新規油田開発
生産量倍増へ
2008年2月1日
双日株式会社とコスモエネルギー開発株式会社(本社:東京都品川区、代表者:木村彌一、コスモ石油株式会社100%出資)が共同で出資するカタール 石油開発株式会社(本社:東京都品川区、代表者:岡部敬一郎)は、カタール国沖合東南第一鉱区内の新規油田について、カタール政府と開発計画に合意し、調 印しました。

カタール国沖合東南第一鉱区は、1997年に日商岩井株式会社(現・双日:14.17%)とコスモ石油株式会 社(現在・コスモエネルギー開発:85.83%)がカタール国営石油会社との間で生産分与契約を締結し、カタール石油開発に権益を譲渡したもので、 2006年3月より同鉱区の一部にて生産を開始し、現在の生産量は5000バレル/日で操業しています。
今回、開発を決定した新規油田は2010年の生産開始を予定しています。開始後の生産量は3000バレル/日を予定しており、今後、現在操業中の油田でも追加開発を行うことにより、カタール沖合東南第一鉱区全体で10000バレル/日の生産を行う計画です。
このプロジェクトでは、生産開始当初より原油採掘の際に発生する随伴ガスを大気中で燃焼させず、全量を地下に圧入する「サワーガスインジェクション」により「ゼロ・フレアリング」を実現しており、新規に開発する油田においても同様に、環境に配慮した資源開発を進めます。
以上