双日株式会社

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双日、成長市場ブラジルで中南米最大級の繊維プラント一括受注

次期プロジェクトも視野に

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2007年6月7日

双日株式会社は、ブラジル大手民間資本グループとブラジル国営石油会社ペトロブラスの化学品子会社であるペトロキザ社(本社:リオデジャネイロ市、 Petrobras Quimica S.A. / Pertoquisa)が出資するシテッピ社(本社:ペルナンブコ州レシフェ市、Companhia Integrada Textil de Pernanbuco / CITEPE)より中南米最大級となるポリエステル繊維製造プラントを受注致しました。受注した設備は、TMTマシナリー株式会社(本社:大阪市中央区、 代表者:美濃和彦)の最新鋭の部分延伸糸(POY)・延伸糸(FDY)・延伸仮撚加工糸(DTY)製造設備を中心とするポリエステル繊維製造一貫プラント で、金額は約130億円となります。2007年9月に着工するプラントは、2年後の2009年9月に竣工、10月からの稼動が予定されており、年間 18.5万トンのポリエステル繊維を生産します。

ブラジルの繊維産業は近年アジアなどからの繊維製品との競合により大規模な設備投資が抑えられていましたが、今般ブラジル連邦および州政 府のサポートを得る形で大型の繊維原料・製品一貫プロジェクトが進められることとなりました。雇用創出産業である繊維産業基盤の拡充を目指し、ペトロブラ スグループや大手繊維会社などの原料供給能力や信用力を背景にブラジル連邦および州政府の強い後援を受けて成立する本件は中南米最大級の繊維製造プラント となります。プロジェクト全体では建屋や現地据付調達などを入れて総額約400億円となる見込みで、双日は付随する重合装置や自動化装置などの供与品につ いての受注も視野に入れています。

ペルナンブコ州は、ブラジル東北部の産業が盛んな地域です。産業発展の目玉として進めている本件を始めとする産業育成・発展が目覚ましい 地域であり、プロジェクトの位置する場所にはポリエステルの原料となるテレフタル酸(PTA)プラントおよび新規製油所の建設も同時に予定されています。 シテッピ社により製造されるポリエステル糸はアパレル用途としてブラジル国内で販売されますが、同地区では今後下流分野の織布やニット製造設備への投資が 計画されており、製油・石化・繊維のブラジルにおける新たな中心地となることが見込まれています。

双日は、成長市場であるBRICsの一角を占め、資源・食料輸出と内需の好調が続くブラジルを中心とした南米共同市場(メルコスール)に注力しており、今後も人脈、商権、ノウハウを生かしながら強固な取引基盤を築き上げ、収益の拡大を図って参ります。

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プラント建設予定地 (レシフェ市)

以上

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