双日株式会社

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双日、排出権取引ビジネスに進出

中国石炭大手と共同でメタンガス回収による温室効果ガス削減事業を推進

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2006年8月28日

双日株式会社は、20年来のビジネスパートナーで中国大手の石炭会社であるエン鉱集団グループ(山東省)のエン鉱貴州能化有限公司(貴州省)と同社 が開発する貴州省の炭鉱より生産される石炭の輸出販売協力および炭鉱より排出されるメタンガスの総合利用・クリーン開発メカニズム(CDM)事業について 共同研究を推進していくことで合意しました。

エン鉱貴州能化は、貴州省で地元の電力会社などと共同で複数の炭鉱と発電所事業の開発に着手しています。石炭の総埋蔵量は炭鉱全体となる 9鉱区で約70億トン、年間生産量は約1800万トンです。既に現在1鉱区で生産が開始されていますが、2008年7月までに合計で4鉱区の炭鉱(年間生 産量約500万トン)で生産が行われる予定です。一方、当該炭鉱層には高濃度のメタンガスが包蔵されており、開発対象の9鉱区の炭鉱より排出されるメタン ガスは、年間合計で約3億600万m3(1日あたり平均83.8万m3)と推算されています。これは二酸化炭素量に換算すると年間約60万トン分に相当します。

双日とエン鉱貴州能化は今回の合意に基づき、炭鉱より排出されるメタンガスの安全対策(爆発・窒息)や生産の際に使用する自家消費発電用 などの有効活用方法の検討、回収方法等についての共同研究を行い、メタンガス総合利用・CDM事業を推進するための合弁会社を2006年内に設立し、排出 権取引ビジネスに進出します。

排出権は京都議定書で定められた二酸化炭素やメタンガスなどの温暖化ガス排出量の削減目標を達成するための制度で、双日グループは当該事 業を通じて2012年までに年間約60万トンの二酸化炭素の排出削減を目標とするとともに、炭鉱より生産される石炭の輸出販売についても協力して参りま す。 

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