双日株式会社

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双日とUFJセントラルリース、 アイスランドに航空機オペレーティングリース事業会社を設立

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2006年4月6日

双日株式会社とUFJセントラルリース株式会社は、アイスランド航空(Icelandair)、アイスランド商業銀行(Kaupthing Bank)と共同で航空機オペレーティングリースを行うための合弁会社をアイスランド共和国レイキャビク市に設立致しました。合弁会社は、チャイナアイス 社(The China Ice Limited Partnership)で、双日が26%、UFJセントラルリースが15%、アイスランド航空が40%、アイスランド商業銀行が19%を出資して3月に 設立しました。

オペレーティングリースとは、リース期間満了後の航空機の価値をあらかじめ算定してリース期間満了時には航空機がレッシー(借り手)から レッサー(貸し手)に返還されるオフバランスの取引です。チャイナアイス社は、ボーイング社の最新型人気機種のB737-800型(189人乗り)の新造 機を年内に9機購入し、中国国際航空公司(中国民航)および海航集団有限公司(海南航空)にオペレーティングリースを行います。チャイナアイス社では、双 日がマーケティングやモニタリング管理を行うとともに大量発注による調達コストの引き下げを担い、UFJセントラルリースがレッシーのついた航空機の売却 先となる投資家の開拓を行います。アイスランド航空は航空機リース事業の拡充を図れるなど各社の強みや思惑が一致して今回の取り組みに至りました。The China Ice Limited Partnership による初年度の売上は約24億円、2年目は約41億円を見込んでいます。

世界経済の好調な推移を反映し、航空機の需要は急回復しています。特に中国やインドでの航空機需要は年率20%前後で伸びています。中国 民航および海南航空は、中国国内の旺盛な航空需要に対応するため、航空機の購入以外にもオペレーティングリースを利用した機材の調達を急いでおり、今回の 動きはこれに即応したものです。また、原油高の影響により、燃費効率の良い機材への更新需要があり2005年のボーイング社の受注機数は過去最高となる年 間1002機を記録し、機種によっては数年先まで製造スロットの空きが無い状況にあります。このような需給バランスの改善は、リース料金にも反映されてい ます。

2001年の米国同時多発テロの発生以降、低迷していた航空機業界も現在は転換期を迎え、今後好調な環境が継続すると見られています。双 日とUFJセントラルリースは、今回のThe China Ice Limited Partnership の設立を手始めに、リース期間の工夫や省資金でフィー収入を伴う、従来とは違った航空機オペレーティングリース事業を強化する方針です。

以上

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