双日株式会社

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双日、イギリス領北海ガス田の鉱区権益を取得

~ エネルギー資源分野における優良権益投資を加速 ~

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2005年12月1日

双日株式会社は、イギリス領北海の南部に位置するトールズガス田(Tors)開発鉱区において米国の中堅石油・ガス開発生産会社のエィティーピー・オイルアンドガス社(ATP Oil and Gas Corporation)が英国子会社を通じて保有するガス鉱区の権益15%を取得しました。

トールズガス田は、キルマー(Kirmar)鉱区およびギャロー(Garrow)鉱区の総称で確認埋蔵量は原油換算で2000万バレル、開発費用は約240億円となります。キルマー鉱区は大部分で開発が完了しており、2005年12月後半より生産が開始されます。また、既に開発事業に着手しているギャロー鉱区は2006年7月より生産が開始される予定です。キルマー鉱区は8300バレル/日(双日持ち分換算1250バレル/日)、ギャロー鉱区は4200バレル/日(双日持ち分換算650バレル/日)の生産が行われ、2鉱区合計で12500バレル/日(双日持ち分換算1900バレル/日)の生産が行われます。

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トールズガス田エリア

イギリスでは、国内ガス生産が2000年をピークに減退傾向にあり、2004年にガス純輸入国に転じています。今後も堅調な需要の伸びが予想される一方で、需給バランスを確保するべく、周辺諸国からのパイプラインでのガス輸入およびアフリカ、中東、アジアからのLNG輸入が計画されていますが、需給逼迫に対する懸念が強く2005年~2007年のガス先物市場は高止まりしているのが現状です。

双日は、生産者として英国ガス市場に参画することにより、輸入ガスおよびLNGに対して供給面、価格面で高い競争力を保持でき、双日が権益を保有している北海グリフォン油田における原油生産事業を通じて積み上げた英国での知見・経験および米国メキシコ湾で培ったパイプラインガス事業の知識と経験を踏まえ、英国でのガス事業展開に取り組むことを狙いとしています。

双日は、エネルギー上流分野における原油・ガス田生産・開発事業をコア事業としており、既に石油・ガスの生産が開始されている“生産鉱区”または、既に石油・ガスの埋蔵が確認され、いまだ生産に至っていない“開発鉱区”に的を絞り、同一地域・同一鉱区にエクスポージャーを集中させず、英国、米国を始め、南米、アフリカ、中東などにリスクの分散を図りながら上流権益投資を展開しています。双日の石油・ガス持ち分生産量は、原油換算で現在約10000バレル超/日となりますが、2006年には倍増するべく、優良資産の積み上げを計画しています。

双日株式会社の保有する石油・ガス鉱区権益

地域石油・ガス田権益比率原油換算生産量(日量)
生産中
米国/メキシコ湾沖 ウェストキャメロン、ガーデンバンク など計31の石油・ガス鉱区 12.5-100% 5,000バレル
英領北海 グリフォン油田、グリフォン・サウス油田
トールズガス田(キルマー鉱区)
13.5%-15% 4,000バレル
ガボン沖 エタメ油田 6.26% 1,500バレル
持ち分生産量合計 10,500バレル
開発中
カタール沖 カルカラ油田 14.2% 生産開始予定 2005年~(800バレル)
ブラジル/ カンポス湾沖 フラージ油田 1.9% 生産開始予定 2008年~
英領北海 トールズガス田(ギャロー鉱区) 15.0% 生産開始予定 2006年~(600バレル)

以上

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