双日株式会社

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マレーシア国策投資会社と共同で自動車関連企業へ投資

宮津製作所の第三者割当増資を引き受け

2003年12月18日

日商岩井株式会社は、マレーシアの国策投資会社のカザナ社(Khazanah Nasional Berhad、本社:クアラルンプール)と共同で投資会社を設立し、海外での事業強化を目指す自動車部品・設備メーカーへの投資を検討しておりましたが、このたび、具体的案件の一つとして、プレス金型の大手メーカーである株式会社宮津製作所(本社:群馬県邑楽郡大泉町、代表者:宮村哲人)に対して、第三者割当増資引き受けにより、約25億円を投資いたします。

第三者割当増資によって取得するのは、宮津製作所が新たに発行する普通株式(24,000株)と種類株式(83,000株)です。増資によって、宮津製作所へのSPCの出資比率は10%になります。投資先企業の現経営体制は維持するという方針のもと、海外事業展開の後押しをしていきます。宮津製作所は今回の資本増強によって、財務体質を強化して競争力を向上させるとともに、従来の金型製造専業ではなく、部品設計から金型製造、さらにはプレス部品の生産準備のためのエンジニアリングにいたる、幅広いサービスを提供する、総合メーカーとしての事業展開を目指します。

日商岩井は自動車関連事業を重点拡大分野として位置付けており、アジアにおいて、完成車組立工場への投資や、生産設備と生産準備に関わるエンジニアリングコサンルタント業務などに注力しています。マレーシアでは、カザナ社が大株主となっている同国最大の自動車メーカーであるプロトン社(Perusahaan Otomobil Nasional Berhad)のコンサルティング業務を連続受託してきたという実績があります。また今年7月には、日商岩井、宮津製作所、プロトン社の3社で合弁会社ミヤヅマレーシア社(Miyazu Malaysia Sdn. Berhad)を設立し、金型の設計・製造事業とエンジニアリングコンサルタント業務を行っています。

マレーシアは自動車産業の育成・振興を国策として掲げており、ポストAFTAを見据えて、海外の技術の導入や自動車産業の国際化に取り組んでいます。日商岩井はカザナ社とともに、自動車部品・設備メーカーへの出資を通じて優れた技術を同国に導入していくとともに、海外での事業展開を進めていきます。車種開発・設計や専用治工具の開発・供給、生産設備全般にわたるエンジニアリング業務の提供など、自動車製造に関わる一環したサービスを顧客のニーズに合わせて提供していく体制を構築することにより、さらなる収益拡大を図っていきます。


以上

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