双日株式会社

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オーストラリア最大級のアルミナプロジェクトの権益を買い増し

2003年7月25日

日商岩井株式会社と伊藤忠商事株式会社は、豪州・パースの南東約150kmに位置する西オーストラリア州ワースレー地区で実施しているボーキサイト採掘・アルミナ精錬プロジェクトであるワースレーアルミナJV(Worsley Alumina JointVenture)への投資会社であるコウベ・アルミナ・アソシエイツ社(Kobe AluminaAssociates(Australia) Pty Ltd :KAA)の発行済み株式の内、共同事業者である株式会社神戸製鋼所が保有する全株式30%を買収し、世界有数の価格競争力を誇るプロジェクトの権益比率を高めることと致しました。 この結果、KAAは日商岩井50%、伊藤忠商事50%の出資比率となります。

ワースレーアルミナJVの権益は、イギリスのBHPビリトン社が86%、KAAが10%、日商岩井アルミナ社(Nissho Iwai Alumina Pty Ltd)が4%を保有しており、今回の買い増しにより、全体の権益から見ますと日商岩井グループ合計で9%、伊藤忠商事は5%を占めることになります。本プロジェクトは、出資者が参加比率に応じて生産品であるアルミナの引き取りを権益相当分にて行うため、日商岩井のアルミナの年間引取数量は28万8000トン、伊藤忠商事は16万トンとなります。

アルミニウムの需要は国際的に堅調に推移しており、日商岩井と伊藤忠商事は、アルミナに代表される優良な資源案件への投資を拡大しています。一方、神戸製鋼所は、アルミ圧延事業へ経営資源の集中を進めており、双方の思惑が一致して今回の調印に至りました。

1984年から生産を開始しているワースレーアルミナJVは、約2350km2のボーキサイト鉱区を持ち、現在年間約320万トンのアルミナの生産を行っています。ボーキサイトの確定埋蔵量は3億2300万トンで、確定埋蔵分以外に可採埋蔵量約2億2800万トンの鉱区も新たに発見されており、今後合計で約50年間の操業が見込まれている世界有数の豊富な埋蔵量を誇るプロジェクトです。 ボーキサイトの採掘とボーキサイトからアルミナを精錬するプロセスを一貫して行う本プロジェクトは、生産コストが低く抑えられるため、世界一の価格競争力を持つと言われています。 

日商岩井と伊藤忠商事は、資源開発を重点取組分野のひとつとして掲げています。特に、海外大手資源会社の寡占状態にあるボーキサイト・アルミナ権益に日本で唯一参画しているKAA 株式の買い増しは、川上権益の確保の観点から極めて有意義と認識し、今回の買い増しを決定しました。


以 上

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