双日株式会社

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社長就任のあいさつ

2003年4月1日

社長就任にあたり


当社は平成15年4月1日、日商岩井株式会社と共同で設立した「ニチメン・日商岩井ホールディングス株式会社」の完全子会社となりました。今後はこのニチメン・日商岩井ホールディングスが上場会社として、経営統合した両社グループの持株会社としての機能を担う一方、傘下にある当社と日商岩井株式会社は、それぞれが事業会社として企業価値の向上を図り、同時に完全統合に向けて、事業シナジーの追求と統合による合理化を進めていきます。

さて、日本経済のデフレ脱出にはいまだ時間がかかると思われ、当社経営にとって外部環境は厳しいものと言わざるを得ません。かような厳しい環境下ではありますが、当社グループ企業価値の最大化を目指し、集中と選択を更に進めていきます。事業ごとに集中か維持か、撤退を見極め、不採算事業に充てられている経費・資金の削減を加速度的に行う、即ち、会社全体として経費と負債を削減しますが、事業を成長・維持・撤退のポートフォリオ・サイクルのなかで見て、集中事業には経営資源を一層投下することを同時に行っていきます。

私は4月1日、社長就任にあたり当社グループ社員に、私の考えとして次のメッセージを送りました。


1.企業文化の変革
過去のやり方・習慣を一度捨て、その中でいいものは拾い上げ、だめなものは全く新しい方法で行ってみる。

2.業務の革命
生産性の向上を目指し、10人でやっていた仕事を5人で、10時間かけていた仕事は5時間で行う創意工夫を、現場の一人一人が行う。

3.使命と責任 - モラルの向上
組織のなかで、自分のなすべき使命と責任をきちんと認識し、それを果たす。そうすることにより、会社として最も重要なモラル、即ち、「予算を達成する」ことが出来るものと確信する。

4.外へ出る
狭い知識と範囲では判断せず、常に広く外の動きに対応できる判断基準を持つようこころがけ、営業、コーポレートに係らず人的ネットワークをひろげる。

5.営業現場からの提案
新しいアイデアは、常に現場から生まれるということを再認識する。例えば、現在好調な業績を上げている子会社の「なか卯」。「なか卯」の取組みは、食品流通部の現場から発想が生まれ、それを経営が汲み上げ、サポートしたもの。経営陣は会社の戦略について意思決定を行い、コーポレート部門はその戦略に沿って専門的見地から意見を述べるが、価値を生み出すアイデアは、常々営業の現場にしかないということを、この「なか卯」の例が証明している。現場にはチャンスが与えられているということをもう一度よく考え、頭ではなく、足で情報を集め、それをベースに新しいアイデアをまとめ上げ、経営に提案して欲しい。

6.貢献度処遇
目標を達成し、事業価値の上昇に貢献してくれた人には、きちんと報いることを約束する。


そして、私は全グループ社員とともに、世の中に必要なものは何か、利便性のあるものは何か、といった観点より事業をクリエートして行きたいと考えております。全グループあげて最も重要な「稼ぐこと」に向け、その結果を出していけば、当社は確実に発展の道を歩むことが出来ると確信しております。みなさまのより一層のご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。


代表取締役社長
平成15年4月1日
竹田 博

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