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双日とセントラル・タンクターミナル、東京油槽の株式譲渡で合意

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2023年2月28日

双日株式会社
セントラル・タンクターミナル株式会社

2023年2月28日

双日株式会社
セントラル・タンクターミナル株式会社

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双日株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤本昌義、以下「双日」)とセントラル・タンクターミナル株式会社(本社:東京中央区、代表取締役:宮川靖嘉、以下「CTT」)は本日、双日が100%株式を保有する東京油槽株式会社(本社:神奈川県川崎市、以下「東京油槽」)の全株式をCTT に譲渡することについて合意しましたのでお知らせします。

CTTは国内最大級の独立系ケミカル・タンクターミナル会社で、30万立方メートル超の保管容量を備え、東京湾、大阪湾と名古屋、北九州周辺の戦略的ハブ拠点に8つのターミナルを保有しています。同社はパブリックタンクターミナルおよび付帯関連サービスを提供しており、特に液体化学品のタンク保管や危険物倉庫でのドラム保管および荷姿変更業務の提供を中心に安全・安心で付加価値の高い業務の提供により、お客様の良きパートナーとして共に成長し、業務を継続することで社会に貢献することを目指しています。現在大手化学企業など80社を超える優良企業と長年にわたる顧客関係を構築・維持しています。なお、CTTは2022年1月よりKKRグループの一員(CTTの株式100%をKKRが保有)となっています。

東京油槽もCTTと同様に、化学品・石油製品・食油などの液体危険物貨物を中心とする総合物流倉庫・タンクターミナル会社です。危険物物流サービスを専門に、長年にわたって技術とノウハウを蓄積しており、タンク・倉庫・各種充填設備を駆使して総合物流サービスを提供しています。危険物パブリック倉庫・タンクターミナルとして、安全で魅力ある物流サービスの向上に努めています。

CTTと東京油槽が手掛ける液体化学品保管事業は、近年においては少量多品種化や高付加価値化が進み、今後もさらなる需要の増大が見込まれています。両社が手を組むことでキャパシティとスケールを確保することができ、将来的には大きなシナジー効果も創出することができるとみています。

双日では2021年4月より「中期経営計画2023 ~ Start of the Next Decade ~」に取り組んでおり、「インフラ・ヘルスケア」、「東南アジアやインドといった成長市場でのマーケットイン志向」、「素材・サーキュラーエコノミー」の3つを注力領域としています。当社100%子会社の東京油槽が一層成長していくためには、タンクターミナル・倉庫業についてはスケールが重要であることから新たなパートナーとともに事業を行うことが最適と判断し、同社の株式をCTTに譲渡することで合意しました。
 

(ご参考)

各社の会社概要

会社名 セントラル・タンクターミナル株式会社
所在地 東京都中央区日本橋堀留町2-2-1
代表者の氏名

宮川 靖嘉

資本金

4億円

事業内容

パブリックタンクターミナルとこれに付帯関連する事業

従業員数

210名

大株主および持ち株比率

KKRが運用するファンド(100%)

会社名 双日株式会社
所在地 東京都千代田区内幸町2-1-1
代表者の氏名

藤本 昌義

資本金

1,603億円

事業内容

総合商社

従業員数

2,579名

会社名 東京油槽株式会社
所在地 神奈川県川崎市川崎区千鳥町4番1号
資本金

2億5千万円

事業内容

液体危険物貨物を中心とした総合物流倉庫・タンクターミナル事業

従業員数

80名

大株主および持ち株比率

双日株式会社(100%)


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