双日株式会社

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2022年 社長年頭挨拶

2022年1月4日
双日株式会社

当社ステークホルダーの皆さま、明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
さて、当社社長 藤本昌義による双日グループ役職員向け「2022年 年頭挨拶(要旨)」を下記の通りご報告します。

双日グループの皆さん、新年明けましておめでとうございます。

年末年始はどのように過ごされたでしょうか。心身ともにリフレッシュされ、新たな気持ちで迎えられたことと思います。

先ず年始にあたり、昨年の振り返りをしますと、2022年3月期第2四半期決算においては当期純利益394億円と、上期決算における過去最高益を達成しました。また、通期純利益見通しを700億円に上方修正し、過去最高益に近い業績を見込んでおり、中期経営計画2023の初年度として良いスタートを切れていると感じています。石炭をはじめとした資源価格高騰による追い風はありますが、新型コロナウイルス感染症による影響が未だに尾を引く中、このような業績を残せていることは、社員皆さんの日々の努力が実を結んだものと認識しており、まずはその頑張りに感謝したいと思います。

今年は中期経営計画2023の2年目を迎える年となりますが、最終年度となる2023年度への繋ぎの年として、中期経営計画発表時に掲げた目標達成の為、現状に甘んじることなく、気を引き締めてしっかり対応していきたいと思います。

昨年、中期経営計画2023を策定するにあたり、各本部長と、会社の2030年のあり姿を踏まえた本部の成長戦略について議論しました。この本部戦略に基づき、日々業務にあたっていると思いますが、皆さんが向かおうとしている先は間違っていないと私は確信しています。ただ、これを個々の事業戦略に落とし込むにあたっては、更なる深堀りが必要です。それは「何を他社の事業・サービスとの違いとするか」です。今皆さんが考えていることは他社も同じことを考えていると考える方が自然でしょう。その中で何を「違い」とし「強み」としていくのか、「圧倒的な優位性」を持つためにどうするかを一人ひとりに考えて欲しいと思います。

そこで、皆さんにお願いしたいことがあります。それは「何をやめるかを決める」ということです。

新年を迎え、「今年はこれをやるぞ」と目標を定めた方も多いかと思います。それも重要です。ただ、我々に与えられた時間、能力は限られています。新たなことを始める為にはやめることを決めることも重要です。過去から引き継いだ業務をこなすことに満足していないか、それは顧客や社会への価値につながっているか、我々の強みを活かし差別化できる分野か等、強化するところ、やめるところについて改めて自身の担当する事業、業務を棚卸しして頂きたいと思います。

各所属長は、部下によるその決断をサポートしてあげてください、またそれと同時に新たなチャレンジに対して厳しく評価してください。個の持つ強みが会社全体の強み、違いとなり、圧倒的な優位性に繋がるのだと考えます。

当社は「多様性を競争力に」をテーマとし、皆さんの個性・強みを最大限に活かすための環境作りを行っています。ただ、多様性の中でも「必要な場所に必要なものを届ける」という我々に課された使命は変わりません。世の中には、まだまだ理想と乖離した現実があります。なぜ乖離が生じるのか、何がボトルネックになっているのか。社会的課題の解決にあたっては、これまで当然だと思っていたフレームワークを改めて見つめ直すということが必要です。イノベーションとは既存の知と知の新しい掛け合わせから生まれるものと言われる通り、幅広い分野、地域で事業を行い、多様な人材を持つ当社であるからこそ出来ることだと考えます。個々の強みを生かし、共創と共有の実践を通じて、社会に新たな価値を提供する、それこそが我々の目指す「事業や人材を創出する総合商社」であると考えます。

各組織をリードする、本部長、部長、課長においては、部下の方々に対して自身の持つ戦略を披露し、徹底的に議論して下さい。社内が納得・共感しない戦略を社外の方が共感してくれるはずがありません。共感できるビジョン・戦略を広く発信し、これから我々が実行する新たな投資や事業が描く道筋を社外ステークホルダーの方にも一緒に楽しんで欲しいと考えます。そういった社内外の共感が会社の企業価値を上げていくのだと思います。

本日から始まる2022年という1ページに、皆さんと共にどんなストーリーを残せるのか、私自身非常にワクワクしています。一緒におもしろく、皆が誇れる会社にしていきましょう。

世界の双日グループ役職員の皆さん、そしてその皆さんを支えるご家族の皆さんのご健康とご多幸をお祈りして、私からの年頭の挨拶とさせて頂きます。

ありがとうございました。

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