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2020年 社長年頭挨拶

2020年1月6日

双日株式会社

2020年1月6日

双日株式会社

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当社ステークホルダーの皆さま、明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
さて、今朝、双日株式会社本社にて行われました、当社社長 藤本昌義による双日グループ役職員向け「2020年 年頭挨拶(要旨)」を下記の通りご報告します。

皆さん 、新年明けましておめでとうございます。
年末年始は9連休でしたので皆さんもゆっくりと休んで、リフレッシュして新年を迎える事ができたのではないでしょうか。

私は、昨年はできる限りの時間を捻出し、国内外の現場をなるべく多く見て回り、現場の社員の皆さんと直接お話しできる機会を少しでも多く取れるよう、飛び回っていましたが、年末年始は家族とゆっくり過ごし、また新しい一年を元気に迎えることができました。

本日より、2020年令和2年の仕事始めです。

今年も日本、そして世界の双日グループの皆さんと一緒に、双日グループとしても、活気ある、充実した、そして実りある一年にしていきたいと考えていますので、本年もよろしくお願い致します。

今年は中期経営計画の2年目を走り切り、最終年度を迎える年となります。

皆さんご存知の通り、昨年来、世界経済の状況とともに、当社にとっての事業環境も厳しい状況が続いています。米中貿易摩擦もまだ予断を許さない状況が続き、中国経済の減速は顕在化し、その影響は世界に波及しています。鉄鋼生産、自動車販売などの主要産業の動向も、引き続き低調となっています。2020年の事業環境の見通しも厳しいものとなるでしょう。

皆さんに申し上げたいのは、市況や景気が悪い状況の中でも、それを跳ね返し、収益を上げていける体質を作らねばならない、ということです。そして今年度予算の当期利益720億円を必ず達成しなければなりません。ましてや、中期経営計画最終年度の目標であり、社内外にお約束したコミットメントである来年度の当期利益750億円は必達目標です。

Wカップで史上初のベスト8入りを果たした、ラグビー日本代表のように、双日グループが次のステージに進む為にもまずはこれを「ワンチーム」となって確実に達成しましょう。

さて、新年を迎えるにあたり、皆様にお伝えしたい事があります。

今年の干支は、「庚子(かのえね)」となります。

十干(じっかん)において「庚(かのえ)」は、新しい環境へ対応する体制を整える年です。そのためには、残すべきものを見極めるべく、今までのやり方や、あり方と向き合うということも必要になってきます。十二支において「子(ね)」は、「種が、新たに芽生えて、いろいろな方向に育ち始める」という意味の年です。

今の中期経営計画を達成し、その次の目標である当期利益1,000億円の達成には今まで通りの事をやっていては到達しないと感じています。これまで通りの仕事をただ継続し、積上げるだけでは、いつまで経っても次のステージには行けない、という事です。

既存の事業、業務を改めて見直してみて下さい。継続すべき事と刷新すべき事を見極めて下さい。

今までやってきたことだけを漫然と続けているだけではダメです。無意識のうちに、できないと諦めてしまっている、もしくは変化を恐れている、ということはないでしょうか。皆で双日を次のレベルに押し上げていく為に、やるべき事は何かをこれまでの常識や習慣に捉われずに、確りと考えていく事が大事です。

これまでも、「現場力の強化」、「スピードの追求」、「イノベーション」、この3つを繰り返しお願いしてきました。

皆さんには各自の持ち場で世の中の流れと当社の立ち位置を掴み、何ができるか、何をすべきか、やめるべき事は無いかを確りと考え、新しい取り組みや変化を恐れず、スピード感を持って、新しい価値を生み出して欲しいと思います。

新年という節目を機に、社員の皆さん一人一人もじっくりと考えてみて下さい。各組織でも確りと話し合ってみてください。社員の皆さんの発想と、活発な議論、提案に大いに期待しています。

現状に甘んじる事なく、危機感を忘れずに、貪欲に成長をしていく、そうする事で一層誇りに思えるような会社にしていきましょう。

最後になりますが、夏季休暇5日間、有給休暇12日間は確りと取得して下さい。また、先日全ての部長がイクボス宣言に署名しましたので、男性社員も堂々と育児休暇を取って下さい。家庭でも相互の理解と絆を深め、自身の視野も広げて下さい。

日本と世界の双日グループの皆さん、そして、その皆さんを支えるご家族のご多幸とご健康を祈念して、年頭の挨拶とさせて頂きます。

ありがとうございました。

以上

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