双日株式会社

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自動車本部

自動車の卸売・組立事業と小売事業が中核事業であり、成長市場であるアジア・ロシアNIS・ラテンアメリカ、成熟市場である日本・米国などで展開しています。また、販売金融事業の強化、時代の変化を捉えた自動車関連サービス事業の構築に積極的に取り組んでいます。

本部の強み

外部環境

機会

  • 新興国の経済発展に伴う自動車需要の増加と成熟国でのニーズの多様化
  • 自動車産業におけるパラダイムシフトと既存の業界構造の変化
  • グローバル化とサプライチェーンの多様化による品質管理ニーズの高まり

リスク

  • 金融・経済の低迷、災害などのイベントリスク
  • 各国の政治・規制の変化、技術発展などによる社会環境の変化
  • 自動車メーカーのグローバル戦略の変化

成長戦略

中核である自動車販売事業での機能強化と新たな領域での事業基盤の構築によって、豊かなモビリティ社会に貢献していきます。

執行役員
自動車本部長

金武 達彦

自動車産業では、CASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)やMaaS(Mobility as a Service)が注目されるなど、パラダイムシフトが起きています。さらに、新型コロナウイルス感染拡大による生活様式の変化により、次世代型のモビリティ社会への変化が想定されます。

自動車本部では、中計2017及び中計2020で投資実行した事業からの収益伸長、コア事業と位置づけている自動車販売事業(ディストリビューター事業・ディーラー事業)の有望市場での領域拡大をベースとし、地域密着型のセールス・マーケティング力とアフターセールサービスの強化、IoT・AIなどの先進デジタル技術を取り入れた機能強化を通じた事業のバリューアップを図ります。加えて販売金融事業の強化や時代の変化を捉えた新たなサービス事業の構築にも積極的に取り組んでいます。

新型コロナウイルス感染拡大に加え、世界的な半導体不足により、自動車の生産及び販売台数の回復が鈍化しており、2022年3月期にはまだ一定の影響があると想定しています。しかし、アジア・ラテンアメリカなどの新興国を中心に自動車需要の拡大は続く見込みです。需要の回復を確実に捕捉すべく、当社が培ってきた機能と地域密着型の事業基盤のさらなる強化を図っていきます。

主な取り組み

事業MAP

Hyundai Nishat Motor社(パキスタン)

Import Motors, Inc.(米国)

■ディストリビューター事業

長年にわたり自動車の組立・販売事業の実績があり、そのマネジメント機能は、各社から高い評価を受けています。韓国ブランド、中国ブランドなどの取り扱いを強化しており、人口2億人の巨大市場パキスタンにおいて、現代自動車の組立・販売事業に参入し、フィリピンにおいて、吉利汽車の販売事業に参入しました。

■ディーラー事業

日本・米国・ブラジルなどで安定的な需要の拡大が見込まれるプレミアムブランド車の正規ディーラー事業を拡大しています。中古車販売とアフターセールサービスの強化、インターネット・デジタル技術を取り入れた次世代型の販売体制の構築に取り組んでいます。また、フィンテックサービスを活用した販売金融機能により、一般のオートローンを利用できない購買層への自動車販売事業も展開しています。

■販売金融事業

メキシコでは、セルフファイナンス事業に参入しました。セルフファイナンスシステムとは、購入希望者でグループを組成し各自が積立金を拠出すると、毎月抽選で納車されていき、所定の段階で全員に納車されるとともに、各自が残債を完済する仕組みです。これにより、一般のオートローンを利用することができない購買層に対して、新車の購入の機会を提供しています。

■サービス事業

自動車メーカー・自動車部品メーカー等を顧客とした部品の品質検査サービス事業に参入しました。先進技術を活用した品質検査の自動化にも取り組んでいます。また、時代の変化を捉え、インターネット・デジタル技術を駆使した消費者向けと事業者向けの新たなサービス事業の構築に取り組んでいます。

TOPICS

パキスタン、フィリピンにおける自動車販売事業の黒字化

2018年にパキスタンにて現代自動車の現地組立及び販売事業、2019年にフィリピンにて吉利汽車(中国最大手の民営自動車メーカー)の販売事業に参入しました。吉利フィリピンは2021年3月期に黒字化を達成し、現代パキスタンは2022年3月期に黒字化を計画しています。今後はそれぞれ、年1万台超の販売を目指します。

Sojitz G Auto Philippines Corporation

組織図

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