【企業紹介】冷凍マグロ加工販売大手!トライ産業への訪問レポート・吉田工場編
2025月12月1日

トライ産業吉田工場では、脱フロン・低炭素社会の早期実現に向けた環境への配慮を目的として、
自社超低温冷蔵庫の本庫と前室に省エネ型自然冷媒機器(ノンフロン冷凍機)を導入しています。
自社超低温冷蔵庫の本庫と前室に省エネ型自然冷媒機器(ノンフロン冷凍機)を導入しています。
こんにちは!双日グループ採用サポート運営事務局です。
みなさんは、トライ産業株式会社をご存知ですか?
トライ産業株式会社は、1988年に創立し、2023年3月に双日グループに加入した冷凍マグロ加工販売大手の会社です。
年間約2.6万トンの冷凍マグロを取り扱っており、冷凍マグロの仕入・加工・販売・物流・品質保証の一貫管理体制を確立しています。
卸売や外食チェーン、スーパー等300社を超える幅広い顧客を持ち、高品質なマグロを提供している同社。
今回は、「トライ産業株式会社(以下、トライ産業)」を事務局の計良が訪問取材してきましたので、その特徴と魅力をみなさんにお伝えします。
※取材内容は本記事掲載当時のものです
今回取材に訪れた計良は、大学院で築地市場や三崎港等で水揚げされた水産物の鮮度管理について研究していました。
食品(特に生鮮)は取り扱いが難しいからこそ、今回は面白い記事が書けるのではないかな……とわくわく。
そして、静岡といえば、富士山も見えるのではないかなとわくわく。
そんな願いは届かず、曇天で富士山の見えない日ではありましたが、トライ産業を訪問しました!
ほっこり優しい人事の齋藤さん・西川さんペアにアテンドしていただき、最初に訪問したのは吉田工場(静岡県榛原郡吉田町)。こちらには、品質・総合リスク管理部と吉田工場が入っています。
吉田工場
今回見学した吉田工場は食品安全マネジメントの国際規格であるFSSC22000(食品安全システム認証)を取得しています。
この認証を持つ工場は、原材料の入荷から製品の出荷までのあらゆる段階において、世界共通のルールに沿って衛生管理や品質管理を徹底していることが証明されています。
つまり「安心・安全な食品づくりができる工場」であることを示すものです。
そんな吉田工場では、株式会社クリエイト(トライ産業の子会社)の職員の方々が、ネギトロ、切り落としの二次加工を行っており、みなさんが口にするネギトロ等の商品はこちらで作られています。
約10年前、研究室の教育の一環で訪問した水産加工場はゴム長靴越しでも伝わってくる床のヌルつきが不快で、正直なところ食品工場に対してのイメージはあまり良くなかったのですが、吉田工場は全く違います。
まず明るい!大きな窓から中の作業の様子が見え、従業員のみなさんがテキパキ働いている様子が見えます。工場ってなんか暗くてジメジメしてそう~なんてイメージをお持ちだった方、トライ産業は違いますよ!
そして綺麗!新しい工場(吉田工場は2020年)のため建物のどこもかしこもピカピカで、気持ちよく見学することができました。
見た目の綺麗さだけでなく、作業場では、作業の合間に粘着ローラーで衛生帽子の上をコロコロしたり、金属たらいの水を交換したり、こまめにゴム手袋を交換したり……徹底した衛生管理をしていることが伝わってきます。
そしてそして!工場って危険な仕事を少ない人数で回しているんでしょう?なんか怖い…なんてイメージがある方!作業工数を考えると、十分な人数の社員で業務にかかっておりました。
決して簡単で楽な仕事ではないでしょうが、これだけの人数で作業をしていれば、人の目があるため機械への巻き込み事故等も心配なさそうです。
吉田工場は、いわゆる昔の工場イメージである「3K(キツい・汚い・危険)」からはかけ離れた、現代的な工場でした!一部インターンシップで見学できるそうなので、気になった方は是非見に行ってみてください。
この認証を持つ工場は、原材料の入荷から製品の出荷までのあらゆる段階において、世界共通のルールに沿って衛生管理や品質管理を徹底していることが証明されています。
つまり「安心・安全な食品づくりができる工場」であることを示すものです。
そんな吉田工場では、株式会社クリエイト(トライ産業の子会社)の職員の方々が、ネギトロ、切り落としの二次加工を行っており、みなさんが口にするネギトロ等の商品はこちらで作られています。
約10年前、研究室の教育の一環で訪問した水産加工場はゴム長靴越しでも伝わってくる床のヌルつきが不快で、正直なところ食品工場に対してのイメージはあまり良くなかったのですが、吉田工場は全く違います。
まず明るい!大きな窓から中の作業の様子が見え、従業員のみなさんがテキパキ働いている様子が見えます。工場ってなんか暗くてジメジメしてそう~なんてイメージをお持ちだった方、トライ産業は違いますよ!
そして綺麗!新しい工場(吉田工場は2020年)のため建物のどこもかしこもピカピカで、気持ちよく見学することができました。
見た目の綺麗さだけでなく、作業場では、作業の合間に粘着ローラーで衛生帽子の上をコロコロしたり、金属たらいの水を交換したり、こまめにゴム手袋を交換したり……徹底した衛生管理をしていることが伝わってきます。
そしてそして!工場って危険な仕事を少ない人数で回しているんでしょう?なんか怖い…なんてイメージがある方!作業工数を考えると、十分な人数の社員で業務にかかっておりました。
決して簡単で楽な仕事ではないでしょうが、これだけの人数で作業をしていれば、人の目があるため機械への巻き込み事故等も心配なさそうです。
吉田工場は、いわゆる昔の工場イメージである「3K(キツい・汚い・危険)」からはかけ離れた、現代的な工場でした!一部インターンシップで見学できるそうなので、気になった方は是非見に行ってみてください。
品質・総合リスク管理部
吉田工場をはじめ各工場で作られた商品は、ランダムでサンプル抽出され、品質・総合リスク管理部でヒスタミンや細菌、抗生物質等の検査が行われます。
到着後検査までの間は、専用の冷凍庫で保存し、変質を防いでいます。
こちらの「品質・総合リスク管理部」では、品質管理のみならず、サンプル検査、商品開発、マーケティング、製品管理、工場の衛生管理・海外向け輸出申請等、広範囲を網羅した業務を行っています。
研究職の場合、自身の領域が決まっており、毎日同じ実験の繰り返し…異なるチームの取り組み内容はよく分からないなんてこともザラですが、トライ産業では珍しく、メンバーである6名全員が同じように業務を行えるような体制を整えているそうです。
当日案内してくださった品質保証室の天野さんは「自身の業務範囲を狭めてしまうことなく、みんなで仕事をシェアできるようにしているため、産休・育休も取得しやすく働きやすい環境です。」と仰っていました。心強い!
研究職あるある「人との交流が限定されてしまい、現場との認識ギャップが生まれてしまうこと」に対しても、「第三者の立場として工場監査に行くこともありますし、現場との距離感は近く、内側にこもりっきりの仕事ではありませんよ。」とのこと。
顕微鏡やスターラー(攪拌機)に向き合うだけでなく、現場のニーズを引き上げた仕事もできそうですね。

異物特定に使用する顕微鏡。PCと繋いでデータをバックアップし蓄積しています。
吉田工場では、ネギトロ製品や切り落としの他、珍しい商品も作られています。
「まぐろのパラパラたたき身」はパラパラのネギトロフレーク。
ネギトロといえば、某牛丼屋チェーン店で提供されるネギトロ丼のような円盤型のネギトロブロックをイメージしますが、こちらはフレーク状、ご飯にふりかけるタイプです。
元々は法人向きに製造・販売がされていた商品が個人向けに拡大されたそう。
法人へ販売していたものを個人へ販売するだけなので、特に障壁はないのでは?と思われそうですが、
個人向け販売の場合、スーパーの冷凍食品コーナーの陳列スペースによっては管理温度にムラが生じてしまうこと、在庫の回転が遅いと霜がついたり変色したりと変質に繋がることから、
すぐに・食べたい先の個人に届くように、現在は生協などの宅配で販売しているそうです。私も食べてみたい!!!

きちんと整理された開発室
開発室には、商品開発の際に使用する多種多様な調味料や調理器具があります。
電子レンジもあり、大変驚いたのですが、現代の生活スタイルを反映させ、電子レンジ調理のまぐろハンバーグ等の商品開発にもトライ(注力)しているそう。
ここからどんな商品が生み出されるのかわくわくしますね!
また、開発室にはそぐわない、料亭のようなお皿や食用菊もありました。
お洒落な食器で試食しているのかな?と思い聞いてみたところ、お客様に提案するための写真撮影用とのこと。確かに、お客様に商品をご提案する際に、シャーレに入れた状態では美味しさが伝わらないですよね。
企業によっては、品質管理部門と商品開発部門を分けている企業も少なくありませんが、トライ産業は“守り”の品質管理と“攻め”の商品開発、どちらも携わることができる環境ですよ。
就職活動に際してどちらを受けようかな…と悩まれている理系のあなた!どちらの夢も実現できる環境が、静岡にありますよ!!
開発品質管理コースの1day仕事体験では、回転寿司用ネギトロの試作と検査業務体験ができるそうです。
冬季も開催予定とのことなので是非ご参加ください!
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