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双日、宮崎県でソルガムを初収穫、地元事業者と提携し耕畜連携の実証を推進 ~宮崎県との農業資源を活用した資源循環事業の一環~

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2023年8月28日

双日株式会社

2023年8月28日

双日株式会社

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双日株式会社(以下「双日」)は、宮崎県内を中心に、飼料作物の生産販売を行うアグリパートナーズ株式会社(以下「アグリパートナーズ」)、および堆肥コンサルティングを行う株式会社サンクラフト(以下「サンクラフト」)と、耕畜連携に関する業務提携契約を締結しました。宮崎県との農業資源を活用した資源循環事業の一環として、3社共同で、地元自治体や畜産農家・耕種農家(※1)との連携を通じて、農地の確保、飼料栽培および販売、堆肥の利活用などに取り組んでいきます。

双日は、2023年4月、宮崎県と連携協定書を締結し、官民連携により農業資源の地域循環型モデル構築を目指しています。同年4月より同県児湯郡で、成長力が高い品種を選び、育種ソルガム(※2)の試験栽培を約7haで開始。家畜用飼料やバイオマス燃料に加工し、需要家に届ける資源循環に向けた実証に取り組んでいます。8月下旬から、同郡川南町ほかにて順次、初収穫を行い、今後、宮崎県農業大学校で飼養している牛に試験給餌を行うとともに、県内の需要家への販売を進めていく予定です。

本業務提携は、畜産農家と耕種農家間の資源循環の促進を図るもので、サンクラフトの顧客である畜産農家から排出される堆肥を、牛用飼料の栽培に活用します。また、アグリパートナーズとともに、ソルガムに加えて、県内で需要のある飼料作物の栽培や販売の実証も進めていきます。

双日は、宮崎県および地元事業者とともに、耕畜連携を推進し、遊休農地や余剰堆肥の解消、国産飼料自給率の向上など、農業を取り巻く社会的な課題の解決に貢献していきます。
 

(※1)耕種農家:田畑を耕し、種や苗を植えて作物を育てる農家
(※2)育種ソルガム:五大穀物の一つで、食用から産業用まで幅広く用いられるイネ科植物であるソルガムを品種改良したもので、成長力の強い品種は、播種後4ヶ月で5mを超えるまでに成長する。

 

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(ご参考)

アグリパートナーズ概要

社名 アグリパートナーズ株式会社
代表者 代表取締役社長 江口 英樹
本社 宮崎県川南町
事業内容 飼料作物の栽培請負、栽培販売、農地整備事業

サンクラフト概要

社名 株式会社サンクラフト
代表者 代表取締役社長 安藤 英樹
本社 宮崎県都城市
事業内容 堆肥に関するコンサルティング


【関連ニュースリリース】
2023年4月19日付 双日、宮崎県と農業資源を活用した資源循環事業に関する連携協定書を締結

【本件に関する問い合わせ】
双日株式会社 広報部 0368713404

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