双日株式会社

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2014年年頭社長挨拶要旨

2014年1月6日
双日株式会社

当社ステークホルダーの皆さま、明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
さて、本朝、双日株式会社本社にて行われました、当社社長 佐藤洋二による双日グループ社員向け「2014年 年頭挨拶(要旨)」を下記の通りご報告します。

皆さん、新しい年2014年がスタートしました。
国内・海外で活躍されている双日グループの皆さんは、気持ちも新たに新年を迎えられたことと思います。

昨年は、安倍政権が推進する政策「アベノミクス」が世界的にも大変注目を浴びました。富士山の世界遺産登録、2020年東京オリンピック招致決定、そして和食のユネスコ無形文化遺産登録など、日本中を元気にする明るい話題もあり、日本人自身が我が国の強みと将来性に改めて気づかされた年だったと思います。

世界経済に目を向けますと、中国においては、金融システムや構造問題の調整に重点を置いた政策がとられ、高成長というよりは安定成長に軸足が置かれる見通しです。中国経済減速の余波を受けやすいASEAN、また財政と国際収支の双子の赤字にインフレと苦しい状況が続くインドなど、近年成長を謳歌していた新興国経済もいったんはピークアウトしつつあります。
米国では、財政問題の足かせがあるものの、足元で雇用、消費、住宅関連で市場予想を上回る指標を示し、これを踏まえて昨年末に量的緩和縮小を決定するなど、自律的回復基調にあります。欧州も懸案の金融リスクが下押し要因になりながらも病床から抜け出しつつあります。アベノミクスの日本も含め、先進国経済が再び注目を集めることになるかと思います。
言い換えますと、2014年は世界経済を牽引する「絶対的エース」に欠ける年度と見ることが出来ます。複雑さを増すグローバル経済の中で、われわれ商社としては、今まで以上に周囲に気を配り、鋭敏な感覚と機敏な動作で商機を掴んでゆかなければなりません。
アジアの新興国は、今までのような成長は望めないと言っても、環境・インフラ、消費財流通を中心としたビジネスは引き続きチャンスがあります。また米国においては、シェールガス革命に端を発した経済成長から、消費市場としての復活に、あらためて関心がもてる環境が整いつつあります。更には、最後のフロンティアと呼ばれるアフリカにも目を向けなければいけない等、拡大するマーケットを取り込んで活路を見出していく大きなチャンスがあるのではないでしょうか。
これら、複雑性を増すグローバルマーケットの中で、生き残っていく為には「意識改革」が必要です。中期経営計画も折り返し地点を経過しましたが、あらためてサブタイトルである「Change for Challenge」にこめられている意味を、確認してみて下さい。各々の部署において、更なる飛躍に向けた新しい挑戦を果たすため、自ら変革し続けていていくことにスピード感を持って取り組んでいるでしょうか?

私は常々、様々な場所で「スピード」という言葉を用いています。同業他社との競合優位性を築いていくにはスピードを上げるしかないと思っているからです。このスピードを上げていく為に必要な要素を二つあげます。
一つは、決められた方針・軸を持つということです。組織として、何を優先的に取組んでいくのか、中長期的な戦略・資源の配分はどうするのか、これらを各人がしっかりと認識して活動していかないとバラバラな動きとなり、大きな塊になりえず、結果スピードも上がっていきません。

二つ目は、自らが携わる領域の変化を正しく認識すること・それに合わせた組織体制を構築することです。取引先の収益構造、事業方針の変化に気づき、打ち手を講じているでしょうか?古い体制にしがみついていませんか?もしかしたら、当社の取引先のニーズに応えるためには新たな体制の構築が待ったなしという状況になっていないでしょうか?これら現場で気付いたことをタイムリーに提案し、即応する。このような活動を常に意識し、変革していかなくては取引先との長期的なwin-winの関係は構築できません。
皆さん年末年始にリフレッシュされた新たな気持ちで、各々の組織で必要なことを今一度考え、話し合ってみて下さい。

最後に、今年の干支は「甲午」(きのえうま)です。干支は十干・十二支を組み合わせたものですが、「甲」というのは十干の第一位として、新たな十年が始まる年でもあります。当社も今年3月末で10周年を迎え、新たな10年がスタートします。次の10年の礎を築く為、十二支の「午」(馬)のようにスタートダッシュをかけ、前進していく。
そんな年にしていきたいと思います。
皆さんのこの一年間の健康と活躍を祈念しまして、新年の挨拶と致します。

 

以上

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