双日株式会社

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双日、西豪州の鉄鉱山権益30%を取得

鉱山開発から製造販売までの一貫事業を検討

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2007年6月1日

双日株式会社は、豪州の鉱物資源開発会社のグランジェ・リソーシズ社(本社:西オーストラリア州パース、Grange Resources Limited)が保有するサウスダウン鉄鉱山権益の30%を取得することに合意しました。今後両社は、生産した鉄鉱石をマレーシア等の第三国に建設する ペレット工場でペレットに加工し、製鉄原料として中東やアジアの製鉄会社に販売する一貫事業への参入を目指します。双日は、鉱山開発から付加価値を付けた ペレット販売まで行うことで高い事業収益の確保を見込みます。鉱山開発とペレット工場建設まで進んだ際のプロジェクト総額は約1200億円が見込まれてお り、現在の相場より想定されるペレット販売事業の年商は約840億円(約7億ドル)となります。

双日とグランジェ・リソーシズ社は共同で事業化のための準備および検証を進め、2008年に事業に着工し、2010年の操業開始を目指し ます。事業化までには両社の他にもプロジェクトに関心を示している有力パートナーの参画も確定させる方針です。ブラジル産鉄鉱石の取り扱いで最大手の双日 が鉄鉱石鉱山の権益を取得することは初めてとなります。

サウスダウン鉱山で生産される鉄鉱石は鉄分が多く、シリカとアルミナの含有量が3%以下と低いため高付加価値のペレットを生産するための 条件に適しています。また、ペレット供給において、現状、市場の大半を占めるブラジル産と比べ、販売対象となるマーケットである中東やアジアに近く、輸送 コストが安いこと等の理由より競争力を有しております。

パースの南東約415kmに位置するサウスダウン鉱山から採掘された鉄鉱石は、破砕、選鉱、磨鉱過程を経た後、ペレット原料として約 100km離れた積出港のアルバニー港までパイプラインで運ばれて輸出されます。サウスダウン鉱山の推定埋蔵量は約4億7900万トンで、操業開始予定の 2010年から2031年までの22年間、年間700万トンの生産が予定されています。

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以上

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