双日株式会社

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双日、エジプトで陸上原油生産鉱区の権益を取得

エネルギー資源分野における優良権益投資を実行

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2006年8月31日

双日株式会社は、エジプト北西部アレキサンドリアの西約80kmに位置するアラメイン(Alamein)油田およびイドマ(Yidma)油田の陸上 原油生産鉱区の権益35%を米国独立系石油開発会社であるアイピーアール社(本社:米国テキサス州、IPR:Improved Petroleum Recovery Inc.)から約17億円で取得しました。アラメイン油田およびイドマ油田の生産量は合計で現在2800バレル/日(双日持ち分換算1000バレル)です が、今後約23億円の追加投資で井戸の掘削などを行い、2008年中旬までに5200バレル/日(双日持ち分換算1800バレル)まで効率良く増産する予 定です。アラメイン油田、イドマ油田はともに1960年代に開発された油田で現在の可採埋蔵量は1300万バレルとなります。また、産出した原油は、全量 エジプト国営石油会社へ販売して参ります。

エジプト政府は原油・ガス埋蔵量・生産量拡大を目的に外資による開発・再開発を積極的に支援する方針をとっており、採油増進回収技術 (EOR:Enhanced Oil Recovery/IOR:Improved Oil Recovery)の導入による高い増産ポテンシャルを有する生産鉱区が多数存在しています。今後双日は、このような増産再開発プロジェクトを中心に積極 的に出資参画していく方針であり、本件がその第一号となります。

また、エジプト政府は天然ガスの増産により現在年間1200万トンのLNG輸出量を2010年をメドに2050万トンまで拡大することを 計画しており、双日は今後参画を検討しているガス田開発・再開発プロジェクトからの増産ガスをエジプト政府が計画しているLNG増産プロジェクトへ供給 し、LNGとして北米・欧州および日本を含めたアジア地域へ販売していく方針です。

双日は、エネルギー上流分野における原油・ガス田生産・開発事業をコア事業としており、既に石油・ガスの生産が開始されている“生産鉱 区”または、既に石油・ガスの埋蔵が確認され、いまだ生産に至っていない“開発鉱区”に的を絞り、同一地域・同一鉱区にエクスポージャーを集中させず、英 国、米国を始め、南米、中東、そして今回のアフリカなどにリスクの分散を図りながら上流権益投資を展開しています。今年度スタートした中期経営計画 “New Stage2008”では、3年間に石油・ガス・LNG事業分野で約700億円の新規投融資を計画しており、着実に持分生産量の拡大と、収益の増強を推進 しています。双日は長年培ってきた世界中の民間石油会社、国営石油会社、コントラクター、掘削業者などとの関係により権益関連の情報力には強みがあり、本 件も入札案件ではなく、パートナーとの相対交渉により権益取得に至ったものです。双日の石油・ガス持分生産量は、原油換算で現在約14000バレル/日で すが、優良資産を積み上げて2009年3月には4万バレル/日を計画しています。

双日が取得したアラメイン油田、イドマ油田

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