双日株式会社

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日商岩井、南アフリカより通勤電車の駆動装置更新案件を受注

2003年10月9日

日商岩井株式会社は、株式会社日立製作所と共同で1987年~1990年に南アフリカ旅客鉄道公社(South African Rail Commuter Corporation Limited)に納入した「8M型通勤電車」24編成(1編4両)の駆動装置更新案件を受注致しました。

「8M型通勤電車」は、日商岩井を主契約者として日立製作所が車両電気品を、現地の企業が日立製作所との技術提携により車体と台車を製作・納入したもので、現在南アフリカ共和国のケープタウンを中心に通勤用として稼動しています。 

このたび受注した駆動装置の更新案件は、車両駆動モーターへの電圧を制御してスピードとトルクをコントロールする装置を現行の半導体(サイリスタ)から最新の半導体(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いた方式に変更し、小型・軽量化、省エネ、信頼性の向上とともに車両の延命化を図るものです。 

南アフリカ共和国を始めとするアフリカ諸国の鉄道車両市場では、鉄道沿線人口の増加に伴った輸送能力の増強への対応とメンテナンスコストの削減を行う必要があるものの、経済全体の低迷により、車両の老朽化に対して稼動中の車両を改良・改造する更新需要が主流となっており、新規製造車両の需要は減少傾向にあります。

日商岩井は、1970年頃よりアフリカ諸国の鉄道市場に800両以上の鉄道車両を納入した実績があり、その内約250両を南アフリカ共和国向けに納入しています。 現在、アフリカ諸国では南アフリカ共和国のほかにコンゴやスーダンなどで両社が納入した車両の電機品更新案件が数多く計画されており、稼動中の車両の特性を熟知している強みを生かし、最新の技術を導入して今後も更新案件に積極的に取り組みます。

今後両社は、鉄道インフラ整備に割りあてられるアフリカ諸国の国家予算を考慮しつつ公的金融機関などとの連携を図り、資金面でのサポートを行い、アフリカ諸国での車両更新案件の受注拡大を目指して参ります。


以上

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