双日株式会社

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スペインの電力会社からLNG受入基地建設プロジェクトを受注

2003年3月13日

スペイン最大手の建設会社であるACS社(マドリード市)、トーヨーカネツ株 式会社、大阪ガスエンジニアリング株式会社(本社:大阪市此花区北港、代表者: 壇 須寿雄)など5社によるコンソーシアム(企業共同体)は、日商岩井株式会社 の協力により、スペインの電力会社であるユニオン・フェノーサ社(マドリード 市)を始めとする現地の電力会社より「サグントLNG受入基地建設一括請負契 約」を受注致しました。コンソーシアムの受注額は、約310億円で、スペイン におけるLNG受入基地の受注規模としては過去最大となります。 

欧州では、環境対策の観点から石炭炊き火力発電からLNGなどのガス炊き 火力発電への移行が進んでおり、ガスの需要が増加しています。 一方、欧州への ガス供給はアルジェリア、ロシア等からのパイプラインによる供給が主体でしたが、需要の増加に加え、供給源の多様化を図るため、LNGによる供給が増加しており、スペイン、イタリア等を中心にLNG受入基地プロジェクトが推進され ています。 

サグントLNG受入基地は、バレンシア州の北約50kmに位置するサグント市に建設されるもので、年間約300万トンのLNG受入能力を持ちます。スペイン 第3位の電力会社であるユニオン・フェノーサ社など、電力会社3社によるプロ ジェクトであり、LNGはユニオン・フェノーサ社がエジプトのダミエッタ市に て建設中の セ・ガス LNGプラントから供給されます。 

日商岩井は、LNGプロジェクトおよびLNG受入基地プロジェクトで開発段 階から資機材供給に至るまで国内外で豊富な実績を有しており、その実績が高く 評価され、本プロジェクトでも資機材の供給を行います。 クリーン燃料として世界中から注目されているLNGの生産から受入までをLNGチェーンとして 取り組み、今後も世界的に展開していく考えです。 

トーヨーカネツは、世界第2位のタンクメーカーで、国内外に4500基を 超える各種タンクの建設実績をもちます。 また、大阪ガスエンジニアリングは 親会社である大阪ガス株式会社が保有するLNG受入基地やサテライト基地の建設、操業、補修を行うほか、そこで蓄積されたノウハウを活かし、国内の 他ガス事業者や海外のガス事業者の基地建設に広く関わっています。今回の参画もこれらの実績が評価されたもので、設計・建設・試運転に関して様々な 管理・監督業務を行います。 

ACS社はLNG受入基地建設の実績がなく、この点を補強するために実績のある日本企業が参画することとなりました。 

今後は2006年に運用開始が予定されている基地の建設に取り組むとともに、今回の受注を契機にスペイン、イタリア等を中心に推進される新規のLNG受入 基地プロジェクトへの参画を積極的に拡大する予定です。

以上

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