現場と経営をつなぐキャリアを目指して 藤山 恵中/新卒/経営企画部 グループ・海外統轄課
2026年10月1日
2026年10月1日
就職活動では、海外と関わりながら多様な人々とコミュニケーションを取り、
自分自身の強みや人間力を発揮できる仕事に携わりたいと考えていました。
異なる文化や価値観を持つ人々と関わりながら、
新しい価値を生み出したり、社会や産業の発展に貢献したりできる仕事に大きな魅力を感じました。
中でも、トレーディングの仕事はまさにそうした思いを実現できるフィールドだと感じていました。
単にモノを売買するだけではなく、お客様やサプライヤーをはじめとする多様なプレイヤーをつなぎ、新たな商流や市場を創り出していく。
そのダイナミズムやスケールの大きさに大きな魅力を感じていたことを覚えています。
また、自ら関係者を巻き込みながら新しい機会を創出し、
世界を舞台に挑戦できる環境にも大きな可能性を感じていました。
国や文化の違いを越えて人々をつなぎ、その先で価値を生み出していく仕事は、自分が思い描いていた働き方そのものでした。
ビジネスの成果を追求することはもちろんですが、
それ以上に、多くの人との信頼関係を築きながら社会や産業に新たな価値を提供していきたい。
そんな思いを持って双日に入社し、キャリアをスタートさせました。
初期配属は化学本部の企画業務室でした。
主に予算と実績の管理を担当し、管理会計の基礎を学ぶとともに、
各営業組織の動きや事業全体の状況を俯瞰的に見る機会に恵まれました。
営業の最前線の立場ではありませんでしたが、
事業がどのような仕組みで収益を生み出しているのか、
また各組織がどのように連携しながら事業を推進しているのかを理解することができました。
数字の背景にあるビジネスの実態を捉える視点を養えたことは、当時の大きな学びだったと感じています。
若手のうちに事業全体を広い視野で見る経験ができたことで、目の前の業務だけでなく、
その先にある経営や事業戦略まで意識して考える習慣が身につきました。
この経験は、その後営業の現場や投融資案件に携わる際にも大きな支えとなり、意思決定や課題解決に取り組む上での重要な財産になっています。
その後、希望していたトレーディング部署へ異動し、5年半にわたって国内外を飛び回る日々を送りました。
お客様やサプライヤーとの信頼関係を築きながら、
新たな商流の開拓や既存ビジネスの拡大に取り組み、まさにトレーディングの最前線で経験を積むことができました。
また、トレーディング業務に加えて投融資案件にも携わり、2件の案件を担当しました。
そのうちの1件は日本経済新聞にも取り上げられ、自ら中心となって推進してきた取り組みが形となり、社会的にも評価されたことに大きな達成感を覚えました。
振り返ると、こうした成果は決して一人で実現できるものではありませんでした。
社内外のさまざまな関係者と議論を重ね、ときには利害の異なる立場を調整しながら、
一つの方向に向かってプロジェクトを前進させる必要がありました。
その過程で、交渉力や推進力はもちろん、
多様な関係者を巻き込みながら価値を生み出す力を身につけることができたと感じています。
そして何より実感したのは、ビジネスの原点は人と人との信頼関係にあるということです。
お客様やパートナーとの信頼を積み重ねることで初めて新たな機会が生まれ、ビジネスが広がっていく。
その経験は、現在の仕事においても大切な礎となっており、自身のキャリアを支える大きな財産になっています。
現在は、営業の現場で培ってきた経験を活かし、
経営企画部でグループ全体の成長に関わる業務に取り組んでいます。
営業時代は事業の最前線でお客様やパートナーと向き合いながらビジネスを推進してきましたが、
現在は個別事業の枠を超え、グループ全体の成長戦略や経営課題を考える立場として仕事に向き合っています。
事業の現場で得た実感や経験を踏まえながら、全社最適の視点で施策を検討し、
将来の成長につながる戦略を描いていくことは、これまでとは異なる難しさがあります。
一方で、自分の仕事が会社全体の方向性や価値向上につながっていることを実感できる点に、大きなやりがいを感じています。
営業の現場で培った実行力と、経営企画で磨いている俯瞰的な視点、
その両方を強みにできる人材へと成長したいと考えています。
今後は海外での業務にも挑戦し、グローバルな環境で経験を積みながら、
現場と経営の双方を理解した立場から、会社の持続的な成長と企業価値の向上に貢献していきたいと思っています。
双日の魅力の一つは、経験を積むごとに新たな挑戦の機会があることだと感じています。
私自身、これまで複数の部署を経験してきましたが、
その一つひとつが新しい知識や視点との出会いであり、自身の成長につながる貴重な機会でした。
異なる立場や役割を経験することで、物事をさまざまな角度から捉えられるようになり、
自分自身の引き出しも着実に増えていったと感じています。
ある部署で培った経験や知識が、次の業務や新たな挑戦の場面で活きることも多く、キャリアの中で経験がつながっていく面白さを実感しています。
また、部署や業務が変わるたびに、多様なバックグラウンドや価値観を持つ人々との出会いがありました。
そうした出会いを通じて、自分では気づかなかった考え方や視点に触れ、価値観や視野を広げることができたと感じています。
常に新しい学びや刺激に出会える環境だからこそ、自らを成長させ続けることができます。
そして、その積み重ねが仕事のやりがいや楽しさにつながっていると感じています。
(所属組織および掲載内容は、2025年12月の掲載当時の情報です。)