双日、キャンピングカーの製造・販売を手掛けるKアクセスと資本業務提携 ~ 防災・医療・密回避で急成長しているキャンピングカー市場へ参入 ~
2021年2月12日
双日株式会社
株式会社Kアクセス
2021年2月12日
双日株式会社
株式会社Kアクセス
双日株式会社(以下「双日」)と株式会社Kアクセス(以下「Kアクセス」)は、このたび、日本国内におけるキャンピングカー事業の協業に関して業務提携契約を締結するとともに、双日は、Kアクセスから第三者割当増資を引き受け、同社に出資しました(以下「本提携」)。
■本提携の目的
双日は、Kアクセスを戦略的パートナーとし、双日として初の事業領域であるキャンピングカー市場に参入します。両社は、新しい価値を持ったキャンピングカーの創出を通し、近年需要が増加しているキャンピングカー業界を更に活性化させるとともに、キャンピングカーの停泊場所として利用されている全国の「道の駅」の利用の喚起などによる地方創生を目指します。それに加え、既成概念に捕らわれないキャンピングカーの提供により、緊急避難場所やリモートオフィスへの活用など、社会が抱える課題への解決策、ならびに新しいライフスタイルを提供していきます。
■日本のキャンピングカー市場
キャンピングカーは、プライベートな居住空間を提供できるモビリティとして脚光を浴びており、2016年から2019年までの3年間で出荷台数が約30%増加するなど、需要が高まっています。キャンピングカーの利用はキャンプや家族旅行としてのアウトドア目的に留まらず、昨今の防災対策意識の高まりを受けて、洪水や地震などの自然災害が発生した際に安全に避難できる場所として貸し出す自治体も増えています。また、昨年は新型コロナウィルスの影響によりライフスタイルが変化する中、密を避けるためのリモートオフィスとしての活用に加え、医療病床・移動診察として使用できるメディカルカーとしても注目を集めており、幅広い用途で注目されています。
■Kアクセスについて
Kアクセスは、キャンピングカーの製造・販売をおこなっており、キャンピングカー業界において「キャンパー鹿児島」のブランドで広く認知されています。Kアクセスが手掛けるキャンピングカーには「rem」「Boss」などの代表モデルがあり、高級感あふれる内装デザインに加え、走行中も充放電ができ、停車中も電気製品の長時間使用ができる新たな電源システムを他社に先駆けて開発・搭載するなど、新しい価値と高い機能性を備えた革新的なキャンピングカーであることが特長です。
Kアクセスの代表者である川﨑氏は一般社団法人日本カーツーリズム推進協会(JCTA)の会長を務めており、社会が抱える地方創生などの社会課題の解決に積極的に取り組んでいることから、双日との業務提携を通じて相乗効果を狙います。
(ご参考)
双日の概要
設立 | 2003年4月 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-1 |
代表者 | 藤本 昌義 |
事業内容 | 総合商社 |
Kアクセスの概要
設立 | 2003年11月 |
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本社所在地 | 鹿児島県鹿児島市東開町5-17-1 |
代表者 | 川﨑 康一郎 |
事業内容 | キャンピングカーの製造、販売、修理、中古車販売 |
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