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双日、歴史マンガ第4巻「衝天」を発行 ~鈴木商店日本一の総合商社に、岩井商店、日本綿花も絶頂期へ~

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2023年4月10日

双日株式会社

2023年4月10日

双日株式会社

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双日は、このたび、歴史マンガ「総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち」の第4巻「衝天」を発行しました。

Hassojitz ~総合商社 双日、未来を創造した先駆者たち~ 第4巻「衝天」 
 

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第4巻では、双日の源流である鈴木商店、岩井商店、日本綿花がともに絶頂期を迎える様子が描かれ、鈴木商店は日本一の総合商社に上りつめます。日本は貿易黒字、債権国に転じ、双日の源流3社は、貿易立国の礎づくりに大きく貢献します。

また、本日より、双日が特別支援する鈴木商店を題材とした舞台「彼の男 十字路に身を置かんとす」の公演が始まり、双日の先人たちが国を背負い使命感に満ちて日本の発展のために奮闘する様子が描かれています。

マンガと舞台ともに、明治・大正期の日本の産業革命をけん引した双日の先人たちが、溢れる起業家精神と発想を実現する力で未来を創造していく様子をぜひお楽しみください。

【第4巻の主な内容】
ロンドンでは、鈴木商店の高畑誠一支店長がチャーチル海軍大臣に呼ばれ、物資の供給を依頼されるも、高畑誠一は50万ポンドという巨額の手付金を要求し、「皇帝を商人にしたような男、カイゼル高畑」と恐れられる。

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「スエズ運河を通る船の一割は鈴木の貨物を積んでいる」といわれるほど、膨大な物資を供給する。金子直吉は、「天下三分の宣誓書」とよばれる手紙をロンドンの高畑誠一に送り、「三井・三菱を圧倒するか、彼らと並んで天下を三分するか是鈴木商店全員の理想とする所也」と社員を鼓舞する。

東京では、金子直吉の下に、ロシアから砲弾の製造依頼があり、亜鉛、銅といった非鉄金属事業拡大のきっかけとなる日本金属(現・彦島製錬株式会社、日比製煉株式会社)を設立。

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ロシア革命により軍事用に使われることはなかったが、伸銅事業、電球のフィラメント製造事業(現・東邦金属株式会社)など川下分野にも事業を拡大。満鉄の大豆搾油事業の買収により、兵庫県の鳴尾、横浜、静岡県の清水に鈴木商店製油所(後の豊年製油、現・株式会社J-オイルミルズ)を設立。

岩井商店は、神戸の御影に岩井家本邸を構える。大戦によりソーダの輸入が細ったことを機に国産化を決意。山口県の徳山に日本曹達工業(現・株式会社トクヤマ)を設立。鈴木商店は、ケニアの天然ソーダの長期調達に成功し、太陽曹達(現・太陽鉱工株式会社)を設立する。岩井商店は、塗料の国産化を目指し、尼崎に現在の関西ペイント株式会社を設立。
 

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日本綿花の喜多又蔵は、いずれ大量の綿布・綿糸の注文が日本に来ることを予想し、日清紡をはじめとした紡績会社のために大量の綿花を調達。さらに、調達網を多様化するため、社員にビルマ、東アフリカからの調達も指示した。次々と英国の市場を奪い、世界の奥地まで開拓する喜多又蔵の様子を、鐘淵紡績支配人の武藤山治は「綿花界のナポレオン」と称した。喜多又蔵は新たに生糸の取り扱いも開始。喜多又蔵が上京するだけで生糸相場が動くといわれた。
 

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(ご参考)
【歴史マンガの関連トピックス】

◆2022年6月16日付
「双日、DNAを紐解く物語をマンガで紹介 『Hassojitz ~総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち~』第1巻「創業」」

◆2022年8月1日付
「双日、歴史マンガを「こども本の森 神戸」および神戸市各図書館などに寄贈」

◆2022年10月24日付
「双日、歴史マンガ第2巻「黎明」を発行」

◆2023年1月31日付
「双日、歴史マンガ第3巻「躍動」を発行」


【舞台「彼の男 十字路に身を置かんとす」の関連ニュースリリース】
◆2022年11月18日付
「双日、鈴木商店の舞台に特別支援企業として協賛

【本件に関する問い合わせ】
双日株式会社 広報部 03-6871-3404

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